インフレとデフレ

インフレとデフレは、モノの需要量と供給量、そして貨幣価値がバランスを欠いた経済状態です。

日本はインフレとデフレ、どちらの経済状態も経験しています。とくに日本経済は、戦後からインフレが続いたために、インフレ自体にあまりよい印象がありません。そのためバブルがはじけた後、20年近く続いたデフレ経済の中でも、インフレに舵を切ることを躊躇していた感があります。

インフレとデフレ、どちらがよい経済状況なのかというと、ややインフレ気味の景気状況が好ましいとされています。日本経済が長く続いたデフレから、ようやく開放されたことも理由です。

長く続くデフレは景気を停滞させ、貨幣価値も下げます。デフレは単にモノの値段が安くなることにとどまらず、物価が下落し続けます。

たとえば、1冊100円だったノートが、1冊50円に値が下がるのがデフレです。企業が値下げをするのは、売れないから仕方なくです。企業は値を下げるためにノートの紙質を悪くしたり、ページ数を少なくして品質を下げます。けれども、生産コストを下げるだけで利益が出るのなら、まだ軽症です。重症になると、賃金の減額やリストラの敢行などが起こります。このような不安定な経済状態では、消費者は買い控えをしてお金を極力使わないようになります。

一方、インフレ時には好景気を背景にモノがよく売れます。売れるので常に品薄状態です。そして作れば売れるので、企業は価格を高く設定して、より利益を得ようとします。好ましいインフレの状態は、このような形になります。しかし、往々にして物価だけが上がり続け、肝心の給料が追いつかないのが実情です。

インフレとデフレは、どちらも行き過ぎると経済的な問題を招くので、経済の行く末をこれからも注意深く見守りたいです。

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