REIT

REITは証券化した不動産を利用した金融商品です。REITのような不動産の証券化が、ここ20年程で急速に促進されています。昔から不動産資産は投資対象として人気があり、不動産の売買が盛んに行われていました。かつての不動産売買の方法は、土地や建築物などの不動産をそのまま商品として売買するものでした。しかし近年では不動産資産を丸々売買するのではなく、REITのように不動産の所有権や、不動産を運用したり売却した時の利益の受益権を、証券に仕立てて取引することが盛んになっています。

REITで不動産を証券化する理由は、不動産という大きな資産の、小口化と流動化にあります。不動産はとても高い資産ですので、売買するには大きな資金が必要となります。REITなど証券化不動産を活用した金融商品が登場するまでは、最も小さいマンションのワンルームなどの不動産でも、価格は1000万円以上になり、それなりの資金力がなければ投資のために買うことはできません。これでは一般の方は中々手が出せず、ただでさえバブル崩壊以降景気が低迷してきたここ20年間では、不動産における資金流通は不活発になってしまいます。そこで不動産を証券化により小口化することで、一般の方でも不動産に投資しやすくし、不動産資産の流動性を高め、金融を盛んにするようになったのです。これがREITが人気の理由でしょう。

証券化した不動産の運用法は、資産流動型と資産運用型の二つに分けることができます。REITは資産運用型の一つです。資産流動型は、企業などが保有する不動産を小口化して販売し、予め決めておいた計画や契約に従って安全に運用する方法です。企業が資金を調達するために行います。資産運用型は、複数の投資家から資金を募り、投資のプロが自己の判断で複数の不動産証券を売買して利益を目指す方法です。投資家が利益を出すために行います。

2000年ごろまでは、資産流動型が主でしたが、徐々に資産運用型が増え始めました。もともとはバブル崩壊による金融の混乱に困窮した企業が、新たな資金調達のために不動産の証券化を始めました。これに伴い不動産証券化に関する法整備が進み、さらに金融の混乱が収束するに連れて、REITなどの証券化不動産を積極的に資産運用に活用するようになりました。

こうした流れの中で、資産運用型の不動産投資を積極的に行う投資法人が登場しました。こうした投資法人及び、投資法人による不動産投資方法をREITと呼ぶのです。REITはアメリカで誕生したシステムであり、この日本版のJ-REITが作られたというわけです。J-REITは近年市場を拡大させており、大きく注目を集めています。

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