ウォン

ウォンとは、朝鮮半島で使用されている通貨単位です。日本や中国など、東アジアで広く使用されている通貨単位「圓(円)」を朝鮮語の発音で読んだものですが、現在は、漢字で表記されることはほとんどありません。国際市場においては、アルファベットの「W」に横線を二本加えた記号で表記されています。

ウォンには、大韓民国ウォン(韓国ウォン)と朝鮮民主主義人民共和国ウォン(北朝鮮ウォン)の二つの種類があります。しかしながら、北朝鮮ウォンは、北朝鮮国内での使用に限られており、基本的には外国人が使用することはできないとされています。そのため、為替相場などで使われているウォンとは、一般的に韓国通貨としてのウォンを指します。

近年、この韓国ウォンの為替レートの動きが、大きな話題となっています。2012年の冬を境に、対円相場が逆転し、ウォン高円安の状態が続いているのです。その背景には、日本がデフレ脱却を目指して実行した経済政策「アベノミクス」があります。「大胆な金融政策」として実施した量的緩和政策によって、大きく円安が進み、その煽りを受ける形でウォン高へと転じたのです。

輸出産業に大きく傾倒している韓国にとって、輸出製品の値段を押し上げてしまうウォン高は、韓国経済を揺るがす、大きな打撃になっています。そのため韓国政府は、このままウォン高円安の状態が続けば、経済危機に陥りかねないと、警鐘を鳴らしています。

長期的な視点から為替チャートを見た場合、現在の為替相場の水準が、韓国が指摘するほど極度なウォン高円安であるとは言えません。しかしながら、2009年以降のウォン安の波に乗って、IT機器や、自動車および自動車部品などの輸出を伸ばし、急激に経済成長してきた韓国にとっては、近年のウォン高は大きなダメージとなっているのです。

ここでは、ウォンの為替レートおよび、日本円や人民元との関係の推移をみていくと共に、近年のウォン高により韓国経済が受けている影響や、今後のウォンレートの見通し、ウォンの運用方法について解説していきます。

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