FRB

FRBとは、「アメリカ合衆国の中央銀行」という位置付けにある機関です。「米FRBが量的緩和の終了を宣言」、「米FRBの利上げ見通し」など、経済ニュースなどで取り上げられることも多いため、何の組織かは知らないけれど、名前だけは聞いたことがある、といった人も多いのではないかと思います。

FRBとは「Federal Reserve Board」という英語の正式名称の頭文字をとった呼び名で、日本語に訳すと「連邦準備制度理事会」となります。FRBの「B」は「Bank」の「B」ではなく、「Board」の「B」なのです。つまり、FRBは、中央銀行制度を運営している組織でありながら、銀行ではないのです。

アメリカ合衆国は、国内の12の都市(マサチューセッツ州ボストン、ニューヨーク州ニューヨーク、ペンシルベニア州フィラデルフィア、オハイオ州クリーブランド、バージニア州リッチモンド、ジョージア州アトランタ、イリノイ州シカゴ、ミズーリ州セントルイス、ミネソタ州ミネアポリス、ミズーリ州カンザスシティ、テキサス州ダラス、カリフォルニア州サンフランシスコ)に連邦準備銀行(Federal Reserve Bank)を設立しています。12行の連邦準備銀行は、「地区連銀」とも呼ばれており、それぞれが担当する地域において、紙幣の発行を行っています。つまり、アメリカ合衆国には、12行の発券銀行が存在しているのです。そして、この12行の連邦準備銀行を総括する組織として、FRBが設立されています。

FRBは、1907年にアメリカ合衆国で起こった金融恐慌を機に、国の金融システムを安定させるための機関として、ワシントンに設立されました。FRBは、7名の理事により構成されており、理事は大統領によって任命されます。この理事の中から、選出されるFRB議長は、4年の任期の間、アメリカの中央銀行制度の最高責任者という重責を負います。

またFRBの理事は、ニューヨーク連邦準備銀行の総裁と4名の地区連銀の総裁と共に、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催します。年に8回開かれる連邦公開市場委員会では、アメリカの金融政策の方針が話し合われ、その結果は「FOMC議事録」として世界に公開されます。世界の経済に大きな影響を与える、アメリカ経済の動向を見通すための重要な情報であるため、世界中の政府機関や財界人が「FOMC議事録」に関心を寄せています。

このようにFRBとは、アメリカの経済や金融システムの要であり、それゆえに世界経済にも大きな影響を与える機関なのです。ここではFRBの特徴や役割、FRBの実施する金融政策が世界経済に与える影響、そして我が国の中央銀行である日本銀行との共通点や相違点について述べていきます。

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