MICS

MICS

MICSとは「Multi Integrated Cash Service」の頭文字をとった略称であり、日本語での正式名称は「全国キャッシュサービス」です。MICSは、銀行ATM同士をつなぐ相互接続ネットワークであり、銀行カードを使って、他行のATMから自分の口座の現金を引き出すことを可能にするサービスです。

MICS提携金融機関のキャッシュカードを持っている場合は、全国のMICS提携ATMでの、残高照会、出金、振込時の受取人の口座確認などの銀行取引を行えます。

現在MICSには、都市銀行をはじめ、地方銀行第二地方銀行信用金庫などの民間金融機関が加盟しており、これらの民間金融機関のCD(キャッシュ・ディスペンサー)およびATMのネットワークが相互接続されています。

MICSは、1990年に都市銀行のCD・ATMの相互接続ネットワーク「BANCS」と地方銀行のCD・ATMの相互接続ネットワーク「ACS」が提携して誕生しました。その後、第二地方銀行の「SCS」、信託銀行の「SOCS」、SBI新生銀行・あおぞら銀行・商工中金の「LONGS」、信用組合の「SANCS」、信用金庫の「しんきんネット」、労働金庫の「ROCS」、そして系統農協および信漁連(全国農協貯金ネットサービス)とも提携を進め、現在は9業態が提携して運営されています。

MICSに加盟している金融機関は、全国に1,300以上もあり、MICS接続のCDおよびATM設置台数に至っては111,300台を超えるなど、金融機関のネットワークとしては、国内最大規模です。

ここでは、MICSの成り立ちや現在の利用状況をはじめ、MICS非提携金融機関であるインターネット専業銀行およびコンビニATMとの関係、そして似ているために混同されることの多い、MICS提携とATM提携の違いについて述べていきます。

各ページのご案内

MICS非提携金融機関

MICSとインターネット専業銀行

MICSとコンビニATM

定期預金の金利の比較

メニュー

Copyright (C) 2008-2024 定期預金の金利の比較 All Rights Reserved.