利息の歴史とはなんだろう?

アリストテレスもキリスト教の旧約聖書も、利息を取ることを戒めています。

労働無くして得る所得

このように、さまざまな場所で活用されている利息ですが、この利息の歴史とはいったいどのようなものがあるのでしょうか、ここで振り返っていきたいと思います。ちなみに利息は現代社会の生活においては疑う余地が無いほど活用されています。これは今まで明らかにしてきた通りです。しかし、アリストテレスもキリスト教の旧約聖書も、この利息を取ることを戒めています。つまり、利息を取ると言うことは「悪」であるのです。

しかしながら利息は現代でも活用されています。宗教的な観点から禁止しているのは労働無くして得る所得と考えているからです。ただ、13世紀にに入ると、両替商が市民から集めた資本を貿易商人たちの商品購入資金や工場主たちの設備投資のためのものを対象に信用貸しを行いました。結果として1545年にはイギリスのヘンリー8世が利子取得を認める法律を発布しましたし、カトリック教会も19世紀に利子を容認するようになりました。

ちなみにイスラム教の世界では今でも利息を取ることが認められていません。これはイスラム銀行に代表されるもので、イスラム教の教義、慣行に基づいて運営される銀行の範疇で行われていますが、リバー(利息の事)をとって金銭を貸すことを禁止するコーランの言葉に従っているだけです。ですから、イスラム社会では無利子金融しか存在しないとよく言われていますが、ヒヤルと言われる抜け道を使って実質的な利息を取る場合も存在します。

そして、ヨーロッパ中心の経済社会で世界は動いていますので、利息を認めたカトリック教会の立場によって、世界中で利息がとられるようになっているわけです。

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