バブル経済発生のメカニズム

儲かりそうだという噂だけでも、高値で証券が売買されるようになります。

資本家の資金集め

では、バブル経済の発生メカニズムについて明らかにしていきましょう。資本主義社会は、資本をいかに多く蓄積できたか、そこで評価を受けます。多く蓄積できたものが資本家となり、資本を持ち合わせていない人々、つまり、体が資本となる労働者を使用して、さらに資本を蓄積していくことになります。

資本家は少しでも多くの資本を蓄積するため、株式会社などの制度を利用し、世の中に埋もれた少額の資本を集め、運営して利益を上げようとします。多くの資本家から多額の資金を集めるためには、出資をしてくれる資本家に対して、「これなら必ず配当金が貰えそうだ」ということを思わせなければいけません。そこでお金儲けをしようとする資本家は、出資してもらえそうな計画を立てるわけです。結果、「これなら必ず配当金が貰える」という証券は高値で取引され、「これでは配当金が貰えるかどうか分からない」という証券は安値で取引されます。

しかし、世の中、必ず利益が出るような投資をするのであれば、全ての人々はみなお金持ちになります。しかし、世の中の人には認知されていなくても、これから莫大な利益を上げる、そのようなビジネスも存在します。そうすると、資金を獲得するために、信用力が低くても何とかなる方法を考えます。つまり、配当金を多くつけることで、信用力の低いものをカバーするのです。

結果として、儲かりそうだという噂だけでも、高値で証券が売買されるようになります。これが、常軌を逸した高値でやり取りするようなことになると、これがバブル経済となっていきます。ちなみに、これは時価資産のものであれば全て対象となります。

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