ITバブルの発生と崩壊

ITバブルは、1990年末にアメリカを中心に起こり、2001年に下落へと向かいました。

ドットコム企業の登場

ITバブルは、1990年末にアメリカの市場を中心に起こった、インターネット関連企業への投資で、異常なほどの注目を集めました。この時期、ドットコム企業と言われる企業が設立されました。その後、1999年と2000年にかけてこのドットコム企業の株価が異常に上昇し、2001年に下落へと向かいました。

このITバブルをひも解くためにはアメリカとソ連による東西冷戦や1980年代の日本とアメリカの貿易摩擦を見る必要場あります。第二次世界大戦後生じた、アメリカを中心とする自由主義陣営とソ連を中心とする共産主義陣営が、武器を用いない戦争のため、アメリカではルート125などで国家予算を使った研究が盛んに行われるようになりました。

この研究が、民間の資金と結びつき、商品化されていくわけですが、例えばインテルのCPUなどは、この東西冷戦の産物であったと言っても過言ではありません。この優れた技術が日の目を見るようになったのは、1980年代の日本とアメリカの貿易摩擦によってといっても、やはり過言ではありません。

なぜかと言えば、1980年代の日本からアメリカへの集中豪雨的輸出によって、アメリカの既存の産業である民生用電子機器産業が危機的状況に追い込まれるからです。結果、アメリカでは産業の転換が加速し、技術と資本が結びついたベンチャー企業が群生し、イノベーションを誘発することになります。これが結果的に1990年代に花開き、投機の対象としてドットコム企業が登場していくことになります。

そして、投資家への説明程に利益が生まれないという現実が見えてくると、一気に信用収縮が起こり、ITバブルが崩壊することになるのです。

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