世界的に有名なHSBC(香港上海銀行)

中国の銀行と言えばHSBC(香港上海バンクコーポレーション)が世界的に有名です。

富裕者向けのサービスを提供する銀行

先ほど書いたように、中国は東側陣営に入ってから西側陣営との交易をあまり行わなくなりました。専門用語を用いるのであれば、中国で行われた貿易は「社会主義体制間貿易」という難しい用語が用いられ、我々が想像する貿易とは全く異なります。

こうした中で、歴史的経緯から、中華人民共和国の施政権(役所を設置し、税などを徴収したりする権利)が及ばない地域として、1840年のアヘン戦争で租借地となった香港、また、オランダの租借地、マカオ、中国国民党が支配する台湾が存在し、西側との接触が行われました。この関係で、中国の銀行と言えばHSBC(香港上海バンクコーポレーション)が世界的に有名になりました。しかし、この銀行、香港上海銀行と言っても、本部は長らくイギリス本国にあり、一般的には香港の銀行という扱いですが、銀行家や専門家の間ではイギリスの銀行という扱いでした。

なお、HSBC は米経済誌フォーブスの 2008 年版世界有力企業 2000 社番付で1 位を獲得したことでも有名です。元々は1865年に香港で創設された香港上海銀行から発展しましたが、香港の返還決定後、中国統治下における政治リスクを懸念し、海外投資を活発化させ、現在に至っています。

日本にも丸の内にブランチ(支店)を持ち、1000万円以上の資金提供者でなければ預金ができない富裕者向けのサービスを提供しています。日本国内でHSBCに預金があるということは、それだけでステータスになります。また、早くから日本国内で人民元での預金を扱っており、中国関係のビジネス、旅行者にはとても重宝される存在でした。ちなみに、中国の通貨は兌換紙幣ではないため、国際的な信用力が現在でも低いと言われています。

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