国際通貨基金

西側自由主義陣営が構築した金融システムが、国際通貨基金です。

金融面で世界経済の安定を図る

西側自由主義陣営が構築した金融システムに国際通貨基金があります。なぜ、このような組織が必要だったのでしょうか。これは、人類が2度に渡って経験した悲劇を二度と繰り返さないようにしようという第2次世界大戦後の考えによって誕生したと言っても過言ではありません。

第2次世界大戦は、大不況によりブロック経済化した欧米列強の中で、後から植民地争奪戦に参加したドイツやイタリア、日本などの経済が活路を見出すために起こしたと言っても過言ではありません。つまり、経済学の観点から言えば、保護貿易主義は戦争という悲惨な状況を生みやすいと言えます。

結果、第2次世界大戦後は自由貿易をして、世界中の皆が豊かに暮らせるようにしようと、国際協調体制が敷かれていくようになります。そこで登場するのがブレトンウッズ体制です。世界中の経済が安定するようにする金融システムを構築しようとしました。この体制を確かなものにするために設立されたのが、国際通貨基金(IMF)と国際復興開発銀行(IBRD)です。

その後、1971年のニクソンショックなどによってブレトンウッズ体制は崩壊しますが、それでも世界平和を願う国々が経済の安定を目指して、GATT体制を構築し、今日のWTO体制へと移行することとなります。

WTO体制に移行しても、金融面で世界経済の安定を図る組織としてIMFはその存在を確かなものにしていくこととなります。国際通貨基金が今日のように重要な位置を占めるようになったのは、日本の貢献があったからだと言っても過言ではありません。日本はIMF大口出資国であるからです。

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