日本国債が暴落する可能性はあるか?

万が一の場合でも、日本の国債が暴落する可能性は極めて低いと思われます。

国際社会が構築した金融安定システム

日本国債が暴落することがあるかどうか、これは非常に難しい問題です。日本は第2次世界大戦で敗戦し、焼け野原となって戦後復興をアメリカからの援助によって成し遂げました。

戦後間もなく、日本はデフォルト(債務不履行)を経験し、ようやく立ち直っていくわけですが、今日、戦争、敗戦、戦後の焼け野原を経験した人々は現役から退き、既にこの時代を知っている人々はそう多くありません。経済が発展し、世界的に影響力が大きくなった日本において、以前の戦後の混乱期のように、デフォルトしてしまうと、世界経済への影響は甚大で、もしかしたらそれが引き金で第3次世界大戦になるかもしれません。今日多くのデフォルト国を助けてきたIMFに助けを求めようとしても、残念ながら大口出資国である日本が出資できない状態になると助けたくても助けられない状況になるかもしれません。

このようなことが無いように、日本としては新興国や途上国に資金や技術を援助し、経済発展させて市場を拡大し、日本企業の活動の場を広げ、そして税収をアップさせようと目論んでいるに違いありません。アメリカもこのやり方をしています。もし、アメリカがこのようなやり方をしていない国であれば、日本の戦後復興はなかったかもしれません。現実的に、日本は多くの国に援助を行い、対外資産も多く持ち合わせています。また、政府開発援助などのお蔭で日本企業の活動の場も広がっています。そして、韓国や台湾、多くのアジアの国々は経済規模が拡大していきました。中国など、日本よりも経済規模が大きくなる国も出現するようになりました。

日本の国際貢献によって、日本が危機に瀕した時、日本を助けられるだけの力を持つに至った国際社会が、国際社会が構築した金融安定システムによって援助してくれるはずです。これは、特定の国が「日本は嫌いだから援助する必要が無い」などと言っても、誰も相手にすることはない、盤石な金融システムなのです。

したがって、万が一の場合でも、日本の国債が暴落する可能性は極めて低いと言えます。

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