GDPの推移

GDPを見れば、日本経済の推移は一目瞭然です。

失われた10年という長い不況期

GDPの推移で日本経済がわかります。戦後の復興から高度経済成長、バブル期やバブル後など日本の経済の推移はGDPを見れば一目瞭然です。

日本のGDPは1950年代中頃までは10兆円にも満たない規模でした。しかし、高度経済成長に伴い70年代には100兆円を突破します。68年にはGDP規模は米国に次ぐ2位となり、世界第2位の経済大国とよばれるようになりました。

日本の生産性や技術力の高さ、潤滑な労働力がうまく巡回した時期でした。車やデジタル家電などメイド・イン・ジャパンの付加価値が上がり、アメリカではその強大な経済力への危機感から不買運動もあったほどでした。

その後、90年代前半に起こったバブル崩壊により、日本経済は「失われた10年」とよばれる長い不況期に突入します。GDP規模は頭打ち傾向になり、経済成長率もたびたびマイナスを記録するようになります。

02年頃から景気は回復に向かい好景気が続きましたが、経済成長率は1〜2%の水準にとどまりました。08年、09年は米サブプライムローン問題をきっかけとする世界的な不況の影響で、再びマイナス成長に陥っています。10年には日本のGDPは中国を初めて下回り、世界第2位の座も譲ることになりました。

今も長く続くデフレや短期的な景気の回復が見込まれているとはいえ、中長期的には日本のGDPがこれから大きく伸びることは期待できそうにありません。急速に少子高齢化が進み人口も減少に転じているため、経済規模の縮小が避けられないからです。

この先、日本がGDPを上昇させるには、少子化や高齢化のため少ない労働人口で多くの付加価値を生み出せる商品や、これまで以上に生産性が高められることが求められそうです。企業にはさらなる経営効率化や生産性の改善の努力が求められます。また、働きたいのに働けない高齢者や女性が働きやすい雇用環境の整備なども整える必要があります。

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