国の富はどこから生まれるの?

資源が乏しい日本は、工業製品を製造し輸出した方が有利です。

アダムスミスの国富論

国の富と聞いて真っ先に「あっ、アダムスミス!」と思う人、経済学をかじっている人だと思います。確かに、アダムスミスは1769年に国富論を著しました。ただ、彼は元々は経済学者ではありません。神学者です。

アダムスミスが国富論を著す直前に世に送り出したのは「道徳情操論」、1759年のことです。何か、世の中、道徳感が悪くなってきている。これが彼の考えでした。しかし、彼がその世の中をよく見てみると、これは、社会が大きく変化してきているのではないかということに気が付いたのです。これが、国富論執筆へとつながっていきます。

折しもこのころ、イギリスではジェームスワットが蒸気機関を改良し、大規模工場生産の足掛かりを築きます。この結果、イギリスは有り余る生産力をもって、外国との貿易を有利に進めていくことに成功、これが結果としてイギリスに富をもたらすことになります。

つまり、工業国の場合、原材料を加工し、付加価値を付けて、輸出する。これが富を生む原動力となっています。ちなみに、日本は、資源が乏しい国であり、もし、国内で富を生もうとした場合、工業製品を製造し、輸出した方が有利であると言えます。

しかし、近年、このモデルは衰退の一途をたどっています。なぜなら、円高などによって、メーカーが大挙して海外に移転していっているからです。

ところでですが、この貿易、国際分業の名の下で行われています。なぜ、国際分業が必要であるのかについて、次に見ていきたいと思います。

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