ユーロ圏経済の現状

ユーロは経済社会において米ドルに次いで世界的に大きな影響力を持つ通貨です。ユーロとはEU(欧州連合)で使える単一通貨を指します。そして、EUとはヨーロッパを中心にした28ヶ国が加盟する国家連合のことをいいます。このEUに加盟する国々はそれぞれ主権国家として独立した存在ですが、EUに加盟することにより主権の一部をEUの機構へ譲渡して、加盟する国々が共同で運営を行っています。また、EU機構で決まった加盟国の法は、自国の法律よりも優先されます。

そのEU加盟国の中でユーロを利用している国は、フランス、ドイツ、ギリシャなどの19ヶ国になります。また、EUに加盟していてもユーロを導入していない国に、イギリスやデンマークやスウェーデンなどがあります(イギリスに関しては、2016年6月23日に行われた国民投票によりEUの離脱が確定しています)。

このユーロが誕生したきっかけは、EU加盟国の中で人やモノやサービスなどの行き来が自由にできることを目指したからです。EUの加盟国でユーロを導入している国同士は関税などの税金が掛かることがなく、統一通貨のため為替相場を気にすることもありません。そのためユーロの導入は経済面で大きなメリットがあります。

けれども、ユーロを導入することでユーロ圏の経済はデメリットも抱えることになります。たとえば、EUに加盟する国々は共同で経済面などの運営をしているため、加盟国の中に景気低迷している国があったとしても、経済を安定させるための金融政策を一国だけが行うことはできません。さらにEU加盟国間では国によって経済力に差があるので、先のギリシャ危機のような金融危機が起こるとEU加盟国全体で経済支援をする必要があります。

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