ヨーロッパ諸国の悲願、地域統合

ヨーロッパの地域統合は第二次世界大戦後に行われました。今の欧州連合(EU)の元となる欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)がそれで、1951(昭和26年)に誕生しました。このECSCが結成されたのは、当時のエネルギーの中心だった石炭と鉄鉱石の利権争いを抑える役目がありました。

石炭と鉄鋼石はフランスとドイツの国境付近から取れていたため、古くからこの地域では紛争が絶えませんでした。そこで石炭と鉄鉱石の管理を国を超えて行うためにECSCが組織されました。ECSCの誕生にはフランスとドイツが中心になり、イタリア、ベルギー、ルクセンブルク、オランダの6ヶ国が参加しています。

さらにヨーロッパの地域統合が加速したのは、1958年(昭和33年)の欧州経済共同体(EEC)と欧州原子力共同体(EURATOM)の2つが誕生したためです。これは欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)をさらに発展させ、当時行っていた石炭と鉄鉱石という限定的なエネルギーの管理を各国で連携できるようにするためです。また、欧州原子力共同体(EURATOM)が原子力の共同開発と管理のために設立されましたが、この2つの国際機関への加盟国はECSCと変わらず6ヶ国のままでした。

そしてさらに、ヨーロッパの地域統合として1992年(平成4年)に欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)と欧州経済共同体(EEC)、欧州原子力共同体(EURATOM)を統一した欧州共同体(EC)が発足します。ECは1973年(昭和48年)にはイギリスやアイルランドやデンマークが加盟し、80年代にはギリシャやスペインやポルトガルなどが加わって12ヶ国体制になります。

その後、ヨーロッパの地域統合はさらに進み、欧州共同体(EC)から現在の欧州連合(EU)へ発展していきます。欧州連合加盟国も現在では28ヶ国に膨れ、統一通貨ユーロの導入や安全保障政策などEU加盟国で共同政策を展開しています。

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