リースとは?人からものを借りた方が経済的?

リースとは、企業などが事業に必要な物件をリース会社から長期間借りるサービスのことです。一度に必要な機器を購入するよりも、リースを利用することで出費を抑えられるメリットがあります。よく似た言葉にレンタルがありますが、レンタルはレンタル会社から物件を1日や1ヶ月といった比較的短い期間借りるサービスをいいます。

またリースとレンタルの違いは、賃貸借の期間のほかに対象物件や利用者などにもあります。対象物件はリースの場合は主に企業が利用するため、ベルトコンベアなどの機械設備やパソコンなどのOA機器、、コピー機などのOA器具など比較的大きな物件になります。そして、その物件はユーザーが希望するモノをリース会社が用意する必要があります。反対にレンタルの場合は、レンタル会社が購入して保管している物件の中からユーザーが希望の商品を選び貸し出すことになります。そのためリースの方が希望にあった物件を選択できる自由度が高いといえます。

そして、リースの場合は利用期間がレンタルよりも長く契約できます。リースの場合は通常3〜7年の間でユーザーの希望により契約が行えます。けれどもリース品はその物件が問題なく使用できる期間である法定耐用年数により、税務上の適正なリース期間が決まっています。

また、リースとレンタルでは料金も異なります。リースの場合は物件そのものの価格はもちろん、固定資産税や保険料や金利などを合算して、リース期間で均等割りした金額を毎月のリース代として徴収します。それに対してレンタルの場合は、貸出期間がリースより短いこともあり、リース代金よりも割高に設定されています。

万能なように見えるリースですがデメリットもあります。とくに、リースした物件は原則として中途解約ができません(ただし、残りのリース料をまとめて支払うことで解約は可能です)。そのため、使用期間の長い物件は技術革新のスピードが早く、今使っているものが時代遅れの型になるケースが出てくることがあります。

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