MMFのデメリット

MMFのデメリットは、主に二つあります。

手堅いMMFにも、リスクはつきもの

MMFのデメリットは、主に「ローリターン」と「元本割れ」の二つに集約できます。

MMFのデメリット1:ローリターン

MMFは、安全性の高い公社債を投資先とした債券投資商品であり、投資信託の一種でありながら、極めてリスクが低いことを特徴としています。低リスクで気軽に資産運用できる点が、MMFの大きな魅力であり、メリットであるとされていますが、その分、利回りは低く、MMFの金利が多くが、1%に満たない状態です。一般的な定期預金と比べると、金利は良い方だと言えるのかもしれませんが、外貨定期預金や外貨MMF等の外貨投資商品に比べると、金利はかなり低いと言わざるを得ません。このリターンの低さがMMFのデメリットの一つとなっています。

例えば、MMFと比較されることの多い、外貨建てMMFには、1%を越える金利が適用された商品が多く存在しています。中には、トルコリラ建てや南アフリカランド建てのように、5%を越える高金利商品も存在しており、MMFの金利と比べると、その差は10倍近くあります。このようにMMFは、安全性を重視している分、低リスクローリターンで運用効率が悪いというデメリットを有しているのです。

MMFのデメリット2:元本割れ

MMFのもう一つのデメリットが、元本割れです。MMFは、平時であればほとんど元本割れを引き起こすことはない商品だと言われています。しかしながら、2011年のアメリカのエネルギー会社であるエンロンが破綻した際に、一度だけ元本割れをおこしたことがあります。それは、躍進中の大企業が不祥事により破綻し、倒産するという、誰もが予想だにしない事件のせいではありました。しかし、景気の先行きが不透明な中、またこうした「平時ではないこと」が起こらないとも限りません。安全性が高いとは言え、MMFは投資商品であるため、リスクはつきものであるということを忘れてはいけません。

また、30日経過する前にMMFを途中解約した場合には、「信託財産留保額」という形でペナルティ(1万口あたり10円)が課せられますので、注意が必要です。ペナルティが課せられた結果、元本割れしてしまった、という事態も起こりえるからです。MMFは、デメリットが少ない手堅い投資法だと言えますが、損失を被る可能性がゼロではないことを念頭に置いておく必要があります。

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