10年もの国債は半年ごとに金利を見直し、変動する。
定期預金と国債の違いは、まず、金利の付き方にあります。個人向け国債をみると、5年ものが固定金利、10年ものが変動金利、さらに平成22年6月30日まで募集・7月15日に第1回発行の3年ものですと固定金利です。定期預金が預入時の金利で固定なのとは違い、10年もの国債は半年ごとに金利を見直し、変動するのです。
定期預金と国債の違いは、中途換金(中途解約)の制限にも現れています。一般的な定期預金が中途解約はほぼ問題ないのと違い、個人向け国債では発行から1年または2年は中途解約(中途換金)できません。
また、国債は発行時期が商品ごとに決まっているのに対して、定期預金はいつでも契約可能なことも、大きな違いです。
商品を売買できるかどうかも、特筆すべき違いです。個人向け国債は、満期が来る前に市場に出して売ることができますが、定期預金はできませんね。
一番の違いは、定期預金を保証するのが民間金融機関であるのに対して、(個人向け)国債を担保するのが国であることです。国債は、国に預ける、売買可能な定期預金のようなものです。投資の対象としては定期預金より国債の方がリスキーだと言われていますが、これまでに述べた違いを踏まえたうえでなら、あらゆる投資商品の中では安全度は双方とも高いことに違いはありません。
