デフレスパイラル

デフレスパイラルとは、デフレから抜け出せずに、ぐるぐると落ち込んでしまうことです。

デフレによる悪循環のくり返し

デフレスパイラルとはデフレから抜け出せずに、らせん階段のようにぐるぐる落ち込んでしまう経済状態のことです。

デフレはモノの供給が需要よりも多い状態です。モノがあふれると、販売をしている企業は、どうしてもモノを売って利益を上げたいがために値段を下げます。すると消費者は、次第に物価の下落を待つようになります。たとえば、今より1ヶ月先には値段が半額になるのなら、安くなるのを待った方が得だからです。

しかし、モノが安くなると企業の利益は減ります。企業の利益が減ると、従業員の給料も減っていきます。最悪の場合は、リストラによる失業者の増加にもつながります。この一連の負の流れをくり返し続けていくのが、デフレスパイラルです。

20世紀の偉大な経済学者であるケインズによるケインズ経済学では、デフレ解消の方法の一つとして、金利を下げることをあげています。すると企業は銀行からお金を借りやすくなり、経営への投資が増えて、好景気に結びつくからです。

しかし、1990年代から2000年代にかけて起こった日本経済のデフレスパイラルは、金利の低い状態で起こりました。そして、その金利の安さに目を付けた海外投資家の円買いを誘発して、円高が加速しました。円高になると海外への輸出企業は大ダメージを受けます。するとまた国内では不景気になります。そして、さらにモノの値段が下がっていくという悪循環がくり返されました。

インフレは日本や海外の多くの国が経験をしています。けれども、デフレやデフレスパイラルは、教科書や経済書に名前は登場しますが、あまり起こらない経済状況のためか、インフレの反対といった説明が多いです。一見、モノが安くなるので消費者としては歓迎しがちです。しかし、デフレやデフレスパイラルが怖いのは、不況が続いて経済がどんどん尻すぼみになっていくことです。

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