ユーロ圏

ユーロ圏とは、EUに加盟して、ユーロを通貨に採用している19ヶ国のことです。

EU加盟国とユーロ圏は違う

ユーロ圏とは、EU(欧州連合)に加盟している国の中で、ユーロを通貨に採用している19ヶ国の経済地域や圏内のことをいいます。ユーロ圏の国々には、ヨーロッパ諸国のオランダ、ドイツ、ギリシャなどが含まれます。

ユーロ圏とは、EU加盟の28ヶ国の中のうちの19ヶ国になります。よくEUとユーロ圏は同じ意味のように思われていますが、ユーロ圏とはユーロを国の通貨にし、金融政策をECB(欧州中央銀行)が行っている国の集合体のことです。また、EUには加盟していませんが、ユーロを通貨にしている国もユーロ圏に含まれる場合もあります。

EU加盟国でも条件を満たしていなければ、ユーロ導入はできません。ユーロ圏への加入には四つの条件があります。一つめは、ユーロ圏内の国々の中で設定されている物価のインフレ率を超えず、その状態を1年以上キープすることです。二つめは、国の財務状況で財政赤字や公的債務残高に、一定の規定が設けられていることです。三つめは為替レートの安定化です。四つめは、インフレ率の低い加盟国の平均金利に比べて、2%以上の金利の変動が過去1年間以上ないことです。

ユーロを導入すると、ユーロ圏内での輸出入の増加や、圏内外を問わずに観光客が増加することなどが期待されます。また、ユーロの導入は経済的なメリットも多いのですが、デメリットも指摘されています。2009年には、加入の条件でもある国の財政赤字の縮小維持を守らなかったギリシャのために、ギリシャ危機が起こりました。この問題はユーロ圏だけにとどまらず、EUを通じて多額の資金援助が行われたために、ユーロの信用低下を招く発端にもなりました。

このように共通通貨の導入は、国としての経済政策が行えないデメリットがあります。また、「国家主権」を放棄したくないと考えるイギリスなどの国々では、ユーロへの不参加を表明しています。

< 戻る | 進む >

定期預金の金利の比較

メニュー

コラム

カテゴリー

メニュー

Copyright (C) 2008-2017 定期預金の金利の比較 All Rights Reserved.