社債の選び方

社債は選び方しだいで、利益も出れば、損益も出る債券投資商品です。

選び方のポイントは、「償還期限」と「信用格付け」

社債は選び方によって、効率的に利益をあげることもできれば、大きな損益を出してしまうこともある債券投資商品です。社債にはどのようなリスクがあり、そのリスクを低減するためには、どのような点に気をつけて社債を購入すれば良いのでしょうか。

社債の選び方で、重要なポイントは「償還期限」と「信用格付け」の二点です。まずは一つ目のポイントである「償還期限」について見ていきます。

社債の選び方1.「償還期限」が長期に渡るものは避ける

社債は償還日まで、額面金額分のお金を資金として企業に貸し出すことにより、高い利息を得ることができる商品です。社債は、額面金額とその利子の支払いが約束されている商品であるため、基本的に償還日まで保有すれば、定期的に利息を受け取ることができ、額面金額が全額払い戻されます。しかしその一方で、償還日を待たずに途中解約することが大変難しい商品でもあります。

そのため、社債を選ぶ際には、「償還期限」を考慮する必要があり、特に10年を越す場合は慎重になる必要があります。10年という長い年月の間には、社会情勢は大きく変わりますし、景気も変動します。そのため、運用が長期間に渡る社債を選んでしまうと、景気や市場金利の変動によって、社債の価値が大きく低下する価格変動のリスクが生じる可能性があるのです。また、10年という年月の間に発行会社の経営状態が変わり、最悪の場合、会社が破綻してしまったということも起こり得ます。

また、先にも述べた通り、社債は途中解約ができないという特徴を持っているため、換金を希望する場合は、第三者に販売するしかありません。しかしながら、社債は市場が小さく、流動性が低いため、売却することが困難です。その結果、証券会社の買い取りとなり、額面金額が戻らないといったケースが多いのです。ここで社債の選び方のもう一つのポイント、「信用格付け」が大切になります。

社債の選び方2.「信用格付け」が高く、信用力のある発行会社を選ぶ

「信用格付け」は、発行会社の信用力を判断するための良い資料となります。信用力が高いということは、経営状態も良いということで、会社が破綻するリスクも低いということが言えるでしょう。利回りが良くても、発行会社の格付けが低い場合は、それなりのリスクがあるという認識を持って購入することが大切です。このように、社債を選ぶ時に、発行会社の「信用格付け」を注視することで、そうしたリスクを未然に防ぐことが可能となるのです。安全性を重視するのであれば、債務履行の確実性の高いAAA〜Aまでの格付けの発行会社を選ぶのがおすすめです。

社債は、選び方を間違えてしまうと大きな損失を出す可能性がありますが、国債や地方債などの公共債と比べると、高い利回りが期待できるため、近年、投資家の間での人気は高まっています。低いリスクで効率的に社債を運用するためには、途中解約する必要がないよう、償還期限が長期に渡るものは避け、信用格付けが高い会社の債券を選んで購入することが大切です。

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