ドルについて

ドルはアメリカを始めとして、色々な国の通貨になっています。

「有事のドル買い」から「有事のドル売り」へ

ドルはアメリカをはじめとした様々な国の通貨となっています。世界の22ヶ国でそれぞれの国名を付けたドルが流通しています。しかし、為替レートに差があるため、各通貨の価値は異なります。最近は、FX取引がポピュラーになってきたので、米ドル以外のカナダドルやニュージーランドドル、豪ドル、シンガポールドルなども、馴染みが深くなっています。

なぜ、ドルが各国の通貨になっているかというと、元々、イギリスの植民地だったオーストラリアなどでは、以前はオーストラリア・ポンドでしたが、独立後にドルへ変更しました。アメリカとの取引が増え、決済取引が多かったことやアメリカドルの信用度が高かったのが変更の理由です。

アメリカもイギリスから独立以降、国内どこでも使える統一した通貨を持つために、今でいう欧州のユーロのような形でドルが採用されました。また、アメリカ以外の地域でドルが採用されている国もあります。エクアドルや東ティモール、ジンバブエなどが有名です。経済が不安定な国が自国通貨からドルに変更して、通貨の価値の安定を図るケースが多いためです。

日本はもちろん、世界各国でドルは輸出入での決済に利用されている通貨です。ここでいうドルは主に米ドルになります。米ドルは基軸通貨として世界で一番多く取引され、流通しています。そのため、ドル円の変動は貿易がさかんな日本経済に大きな影響を与えています。為替レートが1円、円安や円高に振れるだけで、輸出入の利益が大幅に異なってくるためです。

ドルは為替相場の世界でも人気の高い通貨です。2001年のアメリカ同時多発テロ前は、世界各地で紛争が起こった場合「有事のドル買い」と呼ばれていました。経済の流れがどのように変わるのか分からない時には、流動性の高いドルを持つことが好まれていたためです。現在は、有事の中心がアメリカの場合が多いため、ユーロや円が買われる「有事のドル売り」という逆転現象が起こっています。

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