日本銀行と国際金融

日本銀行と国際金融には深い関わりがあります。日銀は外国中央銀行や国際機関との国際金融業務も担っています。

日本銀行は国際金融システムの安定と強化にも取り組む

日本銀行と国際金融は、深い関わりを持っています。我が国の中央銀行である日本銀行は、銀行券の発行や国内の金融政策に加えて、外国中央銀行や国際機関との国際金融業務も担っています。日本銀行は、主要国の中央銀行に対して、外貨建ての預け金や有価証券などを保有することにより、外貨資産の運用をしています。その一方で日本銀行は、外国為替の売買や預り金業務、国債の流動化に関する業務を行うことにより、各国の中央銀行および国際機関による円貨資産の運用に協力しているのです。

また日本銀行は、国際金融市場に関する統計を作成すると共に、外国為替や外国貿易法の届出書や報告書の事務手続きなど、様々な実務も担当しています。財務大臣の権限において、為替レート変動の過度な動きを緩和するために実施される「為替介入」も、日本銀行の国際金融業務の一つとされています。

さらに日本銀行は、日本を代表する銀行として、G8サミットやG20サミットといった首脳会合や、東アジア・オセアニア中央銀行役員会議(EMEAP)、国際決済銀行(BIS)総裁会議、国際通貨基金(IMF)関連の各種会議など、国際金融と世界経済に関する色々な国際会議に参加しています。会議では、各国の金融経済状況や金融事業についての情報収集を行うと共に、新たな制度の構築や、国際金融政策のための提言をとりまとめたりもしています。日本銀行は、こうした国際会議に積極的に参加し、国際金融システムの安定と強化に取り組んでいます。

国際金融の中で、日本銀行が特に力を入れているのが、日本経済に対して大きな影響力を持つようになった、アジア金融経済の安定です。日本銀行は、アジア各国が金融政策や中央銀行の業務などについて情報交換できるよう、EMEAP東アジア・オセアニア中央銀行役員会議(EMEAP)の設立を提唱し、1991年に発足させました。日本銀行は、設立提唱者として会議を牽引すると共に、アジア地域の中央銀行への金融協力や技術支援に積極的に取り組んでいます。

このように、日本銀行と国際金融は、外貨取引等の実務部分だけでなく、国際制度の構築等の部分においても、密接な関わりを持っています。

< 戻る | 進む >

定期預金の金利の比較

メニュー

コラム

カテゴリー

メニュー

Copyright (C) 2008-2017 定期預金の金利の比較 All Rights Reserved.