金融庁の金融検査

金融検査とは、金融庁が銀行などの金融機関に行う検査のことで、メガバンクは年1回この検査を受けています。

オンサイト・モニタリングとオフサイト・モニタリングの2つ検査

金融検査とは、金融庁が銀行などの金融機関に行う検査のことです。この金融検査は、銀行法を元に実施され、預金者保護や、銀行の信用を著しく損なうなど、問題のある銀行の実態把握と管理・監督をする役目があります。たとえば、銀行の業務で大きな融資を行っている場合、大口融資先である運用企業に返済能力があるかや、融資先としての健全性や資産査定が適切かどうかなどを検査します。

金融検査は金融庁の検査官が、実際に銀行などに出向いて行う検査です。メガバンクは年1回、この金融検査を受けています。以前は抜き打ちで検査が行われていましたが、現在は書類の用意などの事前の受け入れ体制が必要なため、金融庁から2週間前に告知を受けて実施されています。

検査の期間は長くて1ヶ月にも及ぶため、会議室などの1室を借りきって行われます。パソコンに保存されているファイルやメールの内容なども検査の対象になります。時には職員をロビーに待機させ、室内はもちろん机の中を調べることもあります。

金融検査の種類にはオンサイト・モニタリングとオフサイト・モニタリングの2つがあります。オンサイト・モニタリングとは、銀行などへ直接立ち入って検査をします。もう一つのオフサイト・モニタリングは、銀行員からのヒヤリングや資料を元に、金融機関の健全性や管理態勢などの状況を把握するのが目的です。

また、金融庁の検査官が各金融機関への立ち入り検査の際に用いるのが、通称・金融検査マニュアルです。このマニュアルは金融機関の業態別に作られていて、銀行用には「預金等受け入れ金融機関に係る検査マニュアル」、保険会社には「保険会社に係る検査マニュアル」、さらに金融持株会社用には「金融持株会社に係る検査マニュアル」がそれぞれ用意されています。そして証券会社などの金融商品取引業者には、証券取引等監視委員会が担当となる専用の検査マニュアルがあります。

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