フランスの定期預金

定期預金のことをフランス語で言うと、「Compte a terme(コント・ア・テルム)」です。普通預金口座は「Compte courant(コント・クーラン)」「Compte de depot(コント・ドゥ・デポ)」「Compte de cheque(コント・ドゥ・シェック)」などと呼ばれています。その他、定期預金以外にも、「Livret A(リヴレ・アー)」や「Assurance vie(アシュランス・ヴィ)」「Compte epargne logement(コント・エパーニュ・ロジュマン)」などの人気の金融商品があります。

定期預金をフランス語で言うと

定期預金はフランス語で「Compte a terme(コント・ア・テルム)」と言います。普通預金口座は「Compte courant(コント・クーラン)」「Compte de depot(コント・ドゥ・デポ)」「Compte de cheque(コント・ドゥ・シェック)」などと呼ばれています。定期預金口座の預け入れ期間は最短1か月未満から可能で、1年以上の長期の定期預金口座も選ぶことができます。金利や最低預入金額は銀行によって異なります。「Credit Mutuel(クレディ・ミュチュエル)」という銀行の最低預入金額が一番低く、150ユーロから定期預金を組むことができます。また、定期預金口座は維持費が掛かりませんが、満期終了前に解約するとペナルティが課されるので注意しましょう。以下のサイトでは、各銀行ごとの金利や中途解約のペナルティを確認することができます。

定期預金以外にも、「Livret A(リヴレ・アー)」や「Assurance vie(アシュランス・ヴィ)」「Compte epargne logement(コント・エパーニュ・ロジュマン)」なども人気の金融商品です。「Livret A」は非課税の預金口座で、2017年現在一人当たり最高22,950ユーロまで預金できます。「Livret A」の金利は毎年2月と8月に見直され、2017年の下半期は0.75%となっています。「Assurance Vie」は日本語に直訳すると「生命保険」ですがいわゆる生命保険とは別のものです。元本保証のユーロ・ファンドで通常の預金口座のように利用できる他、口座の中に株や債券など様々な投資信託を組み込んで資産を増やすことも可能です。預金を引き出さない限り課税されず金利も他の口座に比べて高いので、フランスで長期に渡って資産を増やしたい方におすすめです。「Compte epargne logement」は住宅預金で、2015年以降は0.5%の金利が付くようになっています。口座には常に300ユーロを保険として入れておく必要があり、最高15,300ユーロまで預金できます。住宅などを購入する際ローンの利子率が有利になるため、フランスで不動産購入を考えている方にうってつけです。

フランスの預金保険機構

フランスでは「Fonds de Garantie des Depots et de Resolution(フォン・ドゥ・ギャランティ・デ・デポ・エ・ドゥ・レゾリュション)」、通称FGDRと呼ばれる預金保険機関が預金の保護を行っており、欧州連合の定める「Deposit Garantee Scheme Directive」によって、10万ユーロまで保証されています。「リヴレ・アー」など一部の預金口座は対象外ですが、こちらはフランス政府によって保護されています。自分の預金口座の保証金額を確認したい場合は、銀行の窓口で「Quelle est la somme d'argent garantie par la banque par contre en cas de deficit de la banque?(ケ レ ラ ソム ダルジャン ギャランティ パー ラ バンク パー コントル アン キャ ドゥ デフィシット ドゥ ラ バンク)」と聞いてみましょう。

フランスの銀行で口座開設をする方法

フランスの銀行で口座を開設するには、来店したその日ではなく予約を取って後日再来店するケースがほとんどです。一人ひとりお客に担当者がつき、個室で手続きを行います。口座に関する説明を受け、それから何枚か書類にサインをして終了です。後日カードや小切手の冊子が手元に届き、口座を利用できるようになります。パリなど外国人の多い町では、英語を話せる行員が在中している場合もあります。口座によっては維持費用も掛かるので注意しましょう。

口座開設には、以下の書類が求められます。

・パスポート及び滞在許可証などの身分証明書
・住居証明書(電気や電話、家賃などの支払証明書)
・学生証(フランスの学校に通っている場合)
・雇用契約書及び給与明細(フランスで働いている場合)

以下、口座開設や定期預金に関連する表現をご紹介します。

◆ すみません、口座を開きたいのですが。「Je voudrais ouvrir un compte, s’il vous plait.」(ジュ ヴドレ ウヴリー アン コント、 シルヴプレ)

◆ どのタイプの口座をご希望ですか。「Quel type de compte voudriez-vous ouvrir?」(ケル ティプ ドゥ コント ヴドリエ ヴー ウヴリー)

◆ 定期預金口座をお願いします。「Un compte a terme, s'il vous plait.」(アン コント ア テルム、 シルヴプレ)

◆ 最低預入金額はありますか。「Y a-t-il un depot minimum?」(イ アティル アン デポ ミニマム)

◆ いくら預入なさいますか。「Combien voudriez-vous deposer?」(コンビアン ヴドリエ ヴー デポゼ)

◆ 毎月〇〇ユーロを積み立てたいのですが。「Je voudrais deposer 〇〇euros par mois.」(ジュ ヴドレ デポゼ 〇〇ユーロ パー モワ)

◆ 〇〇ユーロを普通口座に、〇〇ユーロを預金口座に入れてください。「〇〇euros dans le compte courant et 〇〇euros dans le compte d'epargne, s'il vous plait.」(〇〇ユーロ ダン ル コント クーラン エ 〇〇ユーロ ダン ル コント デパーニュ シルヴプレ)

◆ 年率はいくらですか。「Quel est le taux d'interet?」(ケレ ル トー ダンテレ)

◆ 満期日を知らせていただけますか。「Est-ce que vous pouvez m'indiquer la date d'echeance?」(エスク ヴ プーヴェ マンディケ ラ ダット デシェアンス)

◆ 満期後も元金・利息を定期預金口座に残したままで継続を希望します(自動継続)。「Je voudrais renouveler mon compte a terme avec les interets et le capital initial.」(ジュ ヴドレ ルヌヴレ モン コント ア テルム アヴェク レ ザンテレ エ ル キャピタル イニシアル)

◆ 満期後は元金・利息を普通口座へ入れてください(終了)。「Je voudrais mettre les interets et le capital initial dans mon compte courant apres l'echeance.」(ジュ ヴドレ メトル レ ザンテレ エ ル キャピタル イニシアル ダン モン コント クーラン アプレ レシェアンス)

◆ 満期後は定期預金口座に元金のみ残して継続を希望します。「Je voudrais renouveler mon compte a terme avec seulement le capital initial.」(ジュ ヴドレ ルヌヴレ モン コント ア テルム アヴェク スールマン ル キャピタル イニシアル)

◆ 定期預金口座を解約したいのですが。「Je voudrais fermer mon compte a terme.」(ジュ ヴドレ フェルメ モン コント ア テルム)

現地通貨ユーロと日本円との両替

ユーロへの両替は、フランスでは手数料やレートが日本よりも高い場合が多いため、日本で済ませておく方が得策です。200ユーロや500ユーロの高額紙幣は偽札が出回っている関係上から支払い拒否されるケースもあるので、50ユーロ以下の小額紙幣に両替してもらうようにしましょう。ちなみに、シャルルドゴール空港での両替はレートも悪く常に混雑しているので、あまりお勧めしません。

どうしても現地で両替したい時は、銀行や郵便局よりも町の両替所をお勧めします。店によってレートや手数料は異なりますが、中にはレートも良く手数料がかなり安いまたは無料で利用できる両替所もあります。パリ証券取引所のそばにある「Merson(メルソン)」は手数料が無料の良心的な両替所で、在仏日本人にも有名です。外国人の対応にも慣れているので、英語で対応してもらえます。

「Merson(メルソン)」(英語のページもあります)
https://www.merson.fr/en/

また、フランスはカード社会なのでクレジットカードを利用するのも手です。スーパーや駅での切符の購入など、細々した買い物もカードで支払いできます。VISAカードやMASTARカードは対応している店も多く、持っていると何かと重宝します。

フランスのATM

ATMはフランス語で「Distributeur de billets(ディストリビュトゥール・ドゥ・ビエ)」と言い、口座のある銀行ではいつでも無料で使うことができます。英語やスペイン語など多言語に対応しており、中には日本語に対応しているケースもあります。BNP、LCL、HSBC、Societe General(ソシエテ・ジェネラル)など大手銀行ではPlusなどの国際キャッシュカードにも対応している場合が多いので、旅行の際に持っていると便利です。ATMは銀行内だけでなく路面にもあり24時間利用できますが、便利な分リスクが伴います。特に治安の悪いエリアや夜間の使用は控えましょう。万が一のことを考えて、銀行内や空港内にあるATMを使うことをお勧めします。以下では、フランスのATMの使い方の手順をご紹介しましょう。

(1)ATMにカードを挿入します。この時、表示言語をフランス語以外に変えることも可能です。

(2)暗証番号を押し、緑色の「Valide(ヴァリッド)」ボタンを押します。暗証番号を入力する時は、周りに不審な人物がいないか必ず確認しましょう。

(3)「20・40・50・70・80」など金額が表示されるので、引き出したい金額を選びます。表示されている以外の金額を選びたい場合は、「Autre montant(オートル・モンタン)」を選び、希望の金額を入力します。

(4)選んだ金額が出てきます。利用明細を出力するかどうか聞かれるので、明細書が欲しい場合は「Oui(ウイ)」を、必要ない場合は「Non(ノン)」を選びます。

(5)カードが返却され、取引終了です。何かトラブルがあれば、速やかに銀行スタッフに問い合わせましょう。

その他、フランスでは日本と異なり出金と入金のATMが分かれていることに注意しましょう。普通、入金用のATMは銀行内に設置されており、現金だけでなく小切手の入金にも対応しています。ちなみに、フランスの銀行が発行するカードにはATMで現金を引き出せる「Carte de retrait(カルト・ドゥ・ルトレ)」の他、デビット機能とキャッシュ機能が一体となった「Carte bleu(カルト・ブルー)」があり、買い物に便利なので後者を選ぶ人が多数派です。

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