年金定期預金の金利の比較

年金定期預金の金利の比較表

順位銀行上限金額金利(1年)
1位神奈川銀行「かなぎん年金定期預金」100万円年0.302%
2位静岡中央銀行「年金定期バースデー500」500万円年0.302%
3位中央ろうきん「ふれ愛定期300・ふれ愛定期」300万円年0.202%
4位西京銀行「さいきょう年金定期預金」上限なし年0.200%
5位関西みらい銀行「新年金定期」500万円年0.152%

(2022年6月21日現在)

<情報ソース>

1.かなぎん年金定期預金
https://www.kanagawabank.co.jp/tameru/nenkinteiki.html
2.年金定期バースデー500
https://www.shizuokachuo-bank.co.jp/pdf/second_life_bd_flyer.pdf?20220401
3.ふれ愛定期300・ふれ愛定期
https://chuo.rokin.com/tameru_fuyasu/fureai.html
4.さいきょう年金定期預金
https://www.saikyobank.co.jp/personal/campaign/nenkinteiki/inc/nenkinteiki.pdf
5.新年金定期
https://www.kansaimiraibank.co.jp/kojin/teiki/shin-nenkinteiki/

年金定期預金とは

年金定期預金とは

年金定期預金とは、その適用金利が一般向けの定期預金よりも有利な、年金受給世代の高齢者向けの定期預金を総称して言います。

商品性は一般の定期預金(スーパー定期預金など)と同じで、あらかじめ定めた満期日まで預入を継続すれば、預け入れ元本と所定の利息が受け取れる金融商品です。

年金定期預金の条件

年金定期預金で金利優遇を受けるための条件は、原則として公的年金(国民年金、厚生年金、共済年金など)の受取口座をその金融機関に指定することです。

年金定期預金の条件

ここでいう金融機関とは、年金の受給口座を指定できて、定期預金を提供している銀行・信用金庫・信用組合などです。

年金定期預金の元になるお金は、受取口座に入ってきた年金には限られません。新たに年金を受給し始める世代のサラリーマンなら、退職金や財産形成貯蓄制度などで貯めてきたお金を年金定期預金に預け入れることもできます。

このように年金定期預金へ預け入れる原資に制限はありませんが、その代わりにほとんどの金融機関では年金定期預金の預け入れ金額に上限を定めています。

年金定期預金の金利

年金定期預金の金利は、一般の定期預金(スーパー定期預金)の店頭表示金利にいくらかの上乗せをするという形式で優遇が行われています。優遇幅は年0.1%〜年0.2%がほとんどです。

年金定期預金の金利

日本銀行の超低金利政策が続くなかインターネット専業銀行を除くと、ほとんどの銀行では1年もの〜5年もののスーパー定期預金の店頭表示金利は年0.002%に据え置かれています。

この場合、仮に年金定期預金で年0.1%の金利上乗せがあると、普通に定期預金を1年間預け入れて受け取る利息に加えて、その50倍の利息も受け取れます。もし年0.3%の金利優遇なら、実に150倍です。

年金定期預金を取り扱う金融機関

年金定期預金を取り扱う金融機関

地域密着型の金融機関や信用組合などの協同組織型金融機関では、ほとんどすべての金融機関で年金定期預金の取り扱いがあります。

その一方で、2022年6月21日現在、三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行などのメガバンクやゆうちょ銀行では年金定期預金を提供していません。

これらの銀行は、全国的なネットワークを持ち、人口の多い都市部での利便性が高いことなどから、顧客基盤や預貯金のボリュームともに十分であるため、あえて年金受給をターゲットとした金利優遇商品を設けていないと思われます。

年金定期預金を提供する金融機関の狙い

年金定期預金を提供する金融機関の狙いはどこにあるのでしょうか?

年金定期預金を提供する金融機関の狙い

超低金利が続くなかで、銀行をはじめとする金融機関は手数料収入の拡大に力を入れています。とくに個人向けの投資運用商品の獲得が大きな収益の柱となってきたため、資産を持つ個人との接点を持つことがますます大事になってきました。

金融資産の年代別残高をみると、60歳台以上にその半分以上が集中しており、2014年現在その額は約1,000兆円にも上っています(2015年財務省作成資料による)。

金融機関は高齢者層の資産運用のお手伝いをして手数料収入を確保するために、リタイアした層のメイン取引の取り込みに注力しています。

高齢者向けの金融商品

現役世代に比べて収入が減少する高齢者世代は、どうしても貯蓄に頼らざるをえません。

高齢者向けの金融商品

かつては65歳以上の預金者の預貯金等(預金、郵便貯金、国債などについてそれぞれ350万円まで)の利息を非課税とする高齢者マル優制度がありましたが、2003年以降段階的に廃止されました。

それとともに金利水準自体が低下してきたため、年金定期預金のような金利優遇商品が登場してきました。

このようにかつて高齢者の預貯金を優遇する制度があったこともあり、年金定期預金を提供する金融機関では、公的年金制度の対象とならない65歳以上の在日外国人にも年金定期預金として金利優遇を適用しています。

年金定期預金の特徴

年金定期預金の特徴を具体的に見てみましょう。

年金定期預金のメリット

金融機関によって提供しているサービスの内容は千差万別ですが、預金者にとって年金定期預金の一番の特徴は金利優遇です。

金利が非常に低くなっている現在、元本100万円を1年間預けたとして、ほとんどの金融機関のスーパー定期預金の店頭表示金利は年0.002%です。これですと税引前でも利息はたった20円止まり。

そこから所得税、復興特別所得税、地方税を合わせて税金が20.315%引かれて、実際に受け取る利息は15円です。

年金定期預金で得られる利息

一方で年金定期預金で金利優遇が年0.1%受けられるとすると、適用金利は年0.102%となり、得られる利息は税引前で1,020円、税引後で815円です。

年金定期預金で得られる利息

このケースだと、年金定期預金では利息は約10.2倍、実際の金額では800円も多く受け取れます。この数字だけをみると、あまり大きな効果には見えないかもしれません。

しかし定期預金のよい点は、投資運用商品と違って元本割れなどの心配をすることなく、預け入れさえしておけば確実に利息が受け取れるところです。

年金定期預金に預け入れれば、普通の定期預金より何倍もの利息を手に入れることができます。問題はどの金融機関にいくら預けるかということです。

どの金融機関の年金定期預金を選ぶのか?

では、どの金融機関の年金定期預金を選べばよいのかについて、いくつか検討のポイントを上げてみましょう。

もちろん金利優遇の比較だけで選ぶわけにはいきません。以下の3つの点に注意して自分に合った金融機関の年金定期預金を選ぶ必要があります。

1.年金受取口座にその金融機関を指定して不便はないか

(1)年金受取口座に、その新しい金融機関を指定して不便はないでしょうか?

年金受取口座にその金融機関を指定して不便はないか

年金を受け取る口座は自分の生活費を切りまわす預金口座になるので、サラリーマンならいままで給与振込を受け取っていた金融機関が一番便利なはずです。

ライバル銀行はそのメイン口座を奪うために有利な金利優遇を提供しているのですから、とうぜん公共料金の支払なども新しい口座に切り替えるように囲い込みをかけてくるはずです。

従来と違う金融機関にお金の流れを移すのは意外とエネルギーがかかります。あくまで日々の生活のための年金受取口座であることを前提に検討しなければなりません。

遠くに営業基盤を持つ金融機関を年金受取口座に選ぶ場合

(2)あとで全国のいくつかの金融機関の年金定期預金を紹介します。

自分の生活基盤から遠く離れた金融機関を選ぶことも可能です(金融機関によってはあまり遠方からの預金開設は受け付けないケースもあります)。

例えば東京ならほとんどの地方銀行の支店がありますし、あまり不便はないようにも思えますが、その支店までの交通費やキャッシュを引き出すためのATM手数料がかかることがあります。

遠くに営業基盤を持つ金融機関を年金受取口座に選ぶ場合には、本当にそれで不便はないのかを確かめなければなりません。

2.その金融機関とどこまで付き合う覚悟があるか

(1)その金融機関とどこまで付き合う覚悟がありますか?

その金融機関とどこまで付き合う覚悟があるか

金融機関側の狙いは新たに年金受取口座を開いた預金者との取引を深めていくことです。生活のメイン口座としての取引を増やし、窓口相談時や渉外係の訪問時に情報を収集し、他の投資運用商品の販売を考えています。

さらに、家族構成や不動産の保有状況などを聞き出して、相続発生時の取引拡大等につなげていく狙いです。

(2)そういった銀行側の活動がわずらわしいと思う人は、金利優遇を提供する金融機関に新しい口座を開いても長続きしないかもしれません。

年金定期預金は自動継続扱いとせずに、1年ごとに店頭に来店して書き換えるとしている金融機関

もちろんどこまで付き合うかは自分次第ですが、年金定期預金は自動継続扱いとせずに、1年ごとに店頭に来店して書き換えるとしている金融機関もあります。

そういう金融機関の狙いはもちろんセールスチャンスの確保です。

3.インターネット専業銀行などとの取引は検討したか

(1)インターネット専業銀行などとの取引に抵抗はありますか?

インターネット専業銀行などとの取引は検討したか

オリックス銀行などのインターネット専業銀行はもとより、今では地方銀行がインターネット支店を開設して、専用の口座で全国から低いコストで預金を集めています。

ここでいうコストとは預金調達のための費用です。店舗や店頭スタッフが不要で、さらに預金通帳すらないインターネット上の預金口座では、年金受給の有無や預金者の年齢とは関係なく、通常の支店営業をしている金融機関に比べて高い預金金利が提供されています。

例えば1年もの定期預金金利は、オリックス銀行なら年0.15%、SBJ銀行なら年0.12%です(2022年9月9日現在)。

(2)年金定期預金は確かに高い金利が提供されています。

年金定期預金は確かに高い金利が提供されています。

しかしインターネット専業銀行を利用すれば、年金受取とは関係なしに高い金利の定期預金が利用できます。

金利の高さを優先して年金定期預金を選び、その金融機関を年金受取に利用したとしましょう。しかし、それで日常生活での金融機関の使い勝手が不便になれば本末転倒です。

使い勝手の良い金融機関で年金を受け取り、その金融機関の年金定期預金を利用するか、あるいは年金は年金として使いやすい金融機関を選び、定期預金はとくに年金定期預金にこだわらずに、インターネット専業銀行などを利用することもできます(この場合は必ずしも、年金受取と定期預金の預け入れをセットにしなくても構いません)。

(3)資金の移動についても考えなければなりません。

資金の移動についても考えなければなりません。

また複数の金融機関に口座を開いた場合には、ある銀行から別の銀行にお金を動かす手間もたいへんです。窓口へ行って伝票を書いて手数料を支払ってというプロセスがあります。

しかし、インターネット専業銀行ではとても簡単です。さらにインターネット専業銀行では、取引内容に応じて毎月一定の回数まで送金手数料を無料とする場合すらあります(他行宛振込手数料の無料)。

インターネットに抵抗のない人はインターネット専業銀行、あるいは地元銀行のインターネット支店をチェックしてみてください。取引条件によってサービス内容はさまざまですが、金利や送金手数料などで店頭での取引よりも有利な点がたくさんあります。

具体的な年金定期預金の金利の比較

具体的な年金定期預金の金利の比較

具体的な年金定期預金の金利を比較して、ご紹介します。

結局、どの金融機関で年金定期預金を預け入れればよいか、初めて公的年金の受給者になった方には見当がつかないかもしれません。

もちろんそれぞれの地元で慣れ親しんできた金融機関でよい商品があれば幸いです。しかしその場合でも以下の具体的な年金定期預金をまず見ていただいて、比較の参考にしていただければ幸いです。

第1位 神奈川銀行「かなぎん年金定期預金」

神奈川銀行「かなぎん年金定期預金」

神奈川銀行は横浜市に本店を置く銀行で、店舗は神奈川県内だけです。

神奈川銀行に年金受取口座を指定すると、元金100万円まで「かなぎん年金定期預金」として、1年もの定期預金の店頭表示金利に加えて年0.3%の金利上乗せが受けられます。よって、年0.302%(0.002+0.30)になります。金利優遇としては大きいです。

この年金定期預金に加えてさらに「かなぎん年金定期預金プラス」として、上限900万円まで1年もの定期預金で年0.05%の金利優遇を受けられます(2022年6月21日現在)。

神奈川銀行は静岡中央銀行と営業エリアが重なるため、預金者の選択肢がグッと広がります。もし2種類の公的年金が受け取れる人なら、最初の100万円は神奈川銀行へ、次の500万円は静岡中央銀行へ、という使い方もできます。

第2位 静岡中央銀行「年金定期バースデー500」

静岡中央銀行は静岡県の銀行ですが、神奈川県に16店舗、東京都にも1店舗、支店があります。利用者の利便性という点ではこちらも引けを取りません。

静岡中央銀行「年金定期バースデー500」

預入金額の上限金額は500万円で、その全額に上乗せ金利年0.3%が適用されます。よって、年0.302%(0.002+0.30)になります。金利は1年間の固定で、「バースデー」と呼ぶのは年金定期預金の満期日を預入日ではなく誕生日に合わせて設定することが条件だからです。

特に使いみちが決まっていない預金を預けるなら1年ごとの満期日はいつでも構わないことになります。これだと銀行からみれば満期のご案内とお誕生日お祝いのメッセージを一緒にお届けして、さまざまな商品の提案もできます(2022年6月21日現在)。

第3位 中央ろうきん「ふれ愛定期300・ふれ愛定期」

中央ろうきん「ふれ愛定期300・ふれ愛定期」

中央ろうきんはあまりなじみのない金融機関かもしれませんが、労働組合や生活協同組合に基盤を置く協同組織金融機関です。希望すれば友の会などに加入することで誰でも口座を開けます。

営業基盤を首都圏の1都7県(山梨県を含む)に展開しており、利用できる人が多いという点では、上位にあげた各銀行を凌いでいます。ろうきんは全国にありますが、年金定期預金の金利優遇は各地域のろうきんによって異なります。中央ろうきんが高い金利の年金定期預金を提供しています。

中央ろうきんでは「ふれ愛定期300」として、300万円を上限として1年もの定期預金の店頭表示金利に年0.20%の金利優遇を受けることができます。よって、年0.202%(0.002+0.20)になります。

またそれ以外に「ふれ愛定期」として2,000万円まで年0.10%の金利優遇を受けられます。よって、年0.102%(0.002+0.10)になります。もちろん自動継続にもできます。(2022年6月21日現在)

「ふれ愛定期300・ふれ愛定期」

なお、中央ろうきんの場合、「ふれ愛定期300」は公的年金(厚生年金・共済年金)のみに限られますが、「ふれ愛定期」の方は企業年金でも認める条件設定になっています。

厚生年金基金や企業年金基金からの振り込みは年金定期預金の対象外とする金融機関がほとんどですので、企業年金の受給者には利用できる選択肢が増えます。

第4位 西京銀行「さいきょう年金定期預金」

西京銀行は山口県に本店を置き、その名も「さいきょう」銀行です。この銀行では上乗せ金利方式ではなく、1年もの年金定期預金金利を年0.20%として提供しています。

西京銀行「さいきょう年金定期預金」

ただし、もし年金を実際に受け取るのはもう少し先だとしても、年金の受取予約をすればすぐにこの年金定期預金を利用できます。

商品概要説明書によりますと、同行のアクト支店、福岡支店をのぞく全店で取り扱っています。

年0.20%という金利も魅力的ですが、この年金定期預金には預入金額に上限の設定がありません。多くの金融機関では100万円、300万円、あるいは1,000万円などの上限を設けていることとは対照的です。

もし多額の退職金があり、当面使いみちがないといった場合にはこの銀行にまとめて預けてしまえます。金利はそのつど見直しがされますが、自動継続扱いも可能なので一度預けてしまえばそのまま元利継続扱いにできます。

1,000万円以上の預金を1つの金融機関に預ける場合

ただし1,000万円以上の預金を預ける場合には、ペイオフの場合に元金が戻ってこないことを念頭に置いておく必要があります。

年金定期預金の預け入れ上限額は、かつてのマル優限度額の300万円や350万円としている金融機関が多く、預金保険制度で保護される上限の1,000万円を超える金融機関はほとんどありません。1,000万円以上の預金を1つの金融機関に預ける場合にはこの点に注意が必要です。

第5位 関西みらい銀行「新年金定期」

関西みらい銀行「新年金定期」

関西みらい銀行は大阪市に本店を置く銀行です。主に大阪府と滋賀県に店舗網を展開していますが、その他の近畿地方一円にも店舗があり、さらに名古屋と東京に支店があります。

関西みらい銀行は500万円まで1年もの定期預金の上乗せ金利が年0.15%です。よって、年0.152%(0.002+0.15)になります。

さらにそれを超える500万円についても1年ものの金利に年0.05%の上乗せを設定しています。よって、年0.052%(0.002+0.05)になります。

それぞれ満額まで預け入れると合わせて1,000万円まで金利優遇を受けることができ、もちろん自動継続も可能です。

地方に拠点を置く銀行ですが、多くの預金者が利用できる店舗網があります(2022年6月21日現在)。

年金定期預金で注意すること!

年金定期預金で注意することを、あらためて見ていきましょう。

年金定期預金の金利優遇だけに目を奪われない

年金定期預金の金利優遇だけに目を奪われない

現在、インターネット専業銀行やインターネット支店では、年金受給口座の指定とは関係なく、比較的有利な金利の定期預金で安全な運用ができます。具体的には、インターネット専業銀行や地方銀行のインターネット支店では、1年もの定期預金で年0.10%程度の金利が提供されています。

一方で、「具体的な年金定期預金の金利の比較」の段落でご紹介した金融機関などでは、年金受給口座を指定して窓口で年金定期預金を預け入れることで、インターネット利用の場合を上回る金利を得ることができます。

どちらにもそれぞれの利点があるので、年金受給口座を指定するときには年金定期預金の金利優遇だけに目を奪われないようにすることが大事です。

年金定期預金の情報収集を怠らない

年金定期預金の情報収集を怠らない

年金定期預金はほとんどの金融機関で取り扱いがあり、高齢者の預金を獲得するために欠くことができないサービスです。ですので、突然その取り扱いが打ち切られたり、商品性の大きな見直しが行われることはあまり考えられません。

しかし金利情勢は日々変化しています。金利優遇に対する金融機関の方針が変わって優遇幅が小さくなることもありますし、近隣の他の金融機関がもっと有利な条件の年金定期預金を出すこともあり得ます。

金利や商品性を比較して選ぶのはあくまで預金者自身なので、常に情報収集を怠ることのないようにしてください。

年金請求書の手控えなどを準備

年金請求書の手控えなどを準備

初めて年金受取の手続きをする人は煩雑さに戸惑いますし、新たに年金受取口座を指定しても実際に年金が振り込まれるまでには相当の期間がかかります。

知っておきたいのは、年金定期預金を提供している金融機関のほとんどでは、年金受取を「予約」した人のためにも金利上乗せのある定期預金を取り扱っていることです。

また、金融機関の店頭で年金定期預金の条件に合うかどうかをスムーズに確認してもらえるように、年金請求書の手控えなどを準備したうえで来店・相談したいです。

金融機関が認める種類の年金かどうかを確認

金融機関が認める種類の年金かどうかを確認

また、厚生年金基金などの企業年金受取口座では、年金定期預金の対象とならない金融機関がほとんどです。

いまは老齢基礎年金・老齢厚生年金の受取開始は原則65歳ですから、60歳から受け取れるのは繰上げ受給の場合か、特別支給の老齢厚生年金の受給資格がある場合などに限られます。

自分の受け取る年金が、その金融機関が認めている種類の年金かどうか?をあらかじめ確認することが大切です。

年金定期預金の位置づけ

年金定期預金の位置づけ

個人の金融資産が大きく動く退職や相続といった機会をとらえて、そのつなぎ止めのために利用者に有利な預金商品が用意されるようになりました。正に、年金定期預金もその一つです。

ほとんどの金融機関における年金定期預金の位置づけは、上限を定めて金利優遇を行うことで、これからその金融機関との長い付き合いをスタートしてもらうための、きっかけとしての商品です。

ですので年金定期預金を選ぶにあたっては、自分の生活に合っており、気持ちよく使える金融機関を検討することが大切です。

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