進化する信用金庫

金融ビッグバンによって、巨大信用金庫「メガ信金」も誕生しました。

メガ信金の誕生

1996 年から2001年にかけて行われた金融ビッグバンによって、多くの金融機関で再編や統合が行われました。信用金庫もその影響からは逃れられず、小規模な信用金庫が合併により保有する資金を増やし、規模を拡大していく傾向が強まりました。京都中央信用金庫や城南信用金庫のように預金量が一兆円を超え、地方銀行と肩を並べるほどの巨大信用金庫「メガ信金」も誕生しました。

しかしながらこうした傾向は、地域社会の発展と地元中小企業の経済的支援を目的とした非営利団体という、本来あるべき姿から乖離しているとも言えます。激化する金融業界の競争の中で生き抜くために必要な大規模化と、地域社会に根ざした庶民のための金融機関としてのあり方、この相反する二つの要素をバランス良く両立して行くことが、これからの信用金庫の課題なのかもしれません。

また、近年台頭してきている「新たな形態の銀行」の影響も大きく、これらの銀行と提携する信用金庫や、インターネットバンキングを展開する信用金庫も増えてきています。

セブン銀行およびコンビニATMによる預金・引き出しの提携は、2003年より始まり、利用可能な信用金庫は次々と増加しています。また、2008年からイオン銀行とのATM相互出金提携を開始、2009年には、東日本旅客鉄道(現在は株式会社ビューカードが事業を継承)と提携し、首都圏内のJR駅内を中心に展開しているATMコーナー「ビューアルッテ」において、提携信用金庫のキャッシュカードによる出金が可能になりました。

コンビニや駅など利便性の高い場所で、営業時間にとらわれず利用できるようになったことにより、信用金庫は従来よりも私達にとって身近な存在になってきました。従来の相互扶助の理念も残しつつ、激しい競争の中で生き残るため、信用金庫は時代に合わせて柔軟に進化しているのです。

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