満期特約型仕組預金

満期特約型仕組預金は、仕組預金の代表的なタイプの一つです。

金融機関が満期の選択権を持つ

仕組預金の代表的なタイプの一つが「満期特約型仕組預金」です。文字通り、預金の満期について特約(仕組)がついている預金です。新生銀行の「パワーステップアップ預金2」、住信SBIネット銀行の「プレーオフ」、東京スター銀行の「右肩上がり円定期」などがこれにあたります。

この預金は、金融機関が「満期の選択権」を持ち、金融機関の判断で満期日が変更されるかわりに、預金者は高金利を享受できるものです。一見金利が高くお得な感じがしますが、途中解約できない上に、預け入れ期間が変動するというリスクをもっています。

さらに、この預金にはもう一つ隠れたリスクがあります。それは、「将来、金利が上昇した場合のメリットを放棄する」というものです。

具体的に説明しますと、現在の定期預金の金利は平均0.025%くらいです。この仕組預金の金利が0.5%なので、この時点ではとてもお得です。しかし、5年後金利が上昇して、普通の定期預金の金利が1%に上がった場合、この仕組預金の金利の0.5%では損をすることになります。

普通の定期預金の場合は、解約して新しく金利の高い定期預金に預け替えるということが可能ですが、満期特約型定期預金の場合は、預金者の側から途中解約はできません。銀行側は、低い金利のまま預金してもらった方が得になるため、当然満期を延長します。逆に、定期預金の金利が今より更に下がった場合、銀行は損失を防ぐため、満期日を早期に繰り上げてしまいます。

このように、満期特約型仕組預金の金利の高さの裏には、必要な時に預金が使えないという可能性と、将来に金利が上昇した場合に損をするというデメリットがあるのです。

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