元本通貨変動型仕組預金

満期特約型仕組預金は、仕組預金の代表的なタイプの一つです。

金融機関が元本通貨の選択権を持つ

もう一つの代表的な仕組預金のタイプが「元本通貨変動型仕組預金」です。これは元本となる通貨が変動するという特約(仕組)がついている預金です。新生銀行の「パワード定期」、住信SBI銀行の「コイントス」や「オセロ」、三井住友銀行の「プレミアム円定期預金」などがこれに該当します。

この預金は、金融機関が「元本通貨の選択権」を持ち、金融機関の判断で満期に払い戻される通貨が変えられてしまうかわりに、預金者は高金利を享受できるものです。

こちらは、先の満期特約型の仕組預金よりもさらにリスクが高めです。為替相場などの動向によって、預金している通貨が別の通貨に切り替わって支払われるので、元本割れのリスクがあるのです。

例えば100万円を、指定通貨を米ドル、特約レートを1ドル100円という指定で通貨特約型仕組預金に預けた場合、満期日のレートが1ドルが90円の円高だった時は、預金は米ドルで払い戻しされてしまいます。100万円÷特約レート(1ドル100円)で計算すると、約10000ドル+預金金利が償還されることになります。このドルで払い戻されてしまった預金を、1ドル90円の為替レートで円に戻すと約90万円になってしまいます。更にここから為替手数料なども引かれる訳ですので、10万円以上の預金金利がなければ、この預金は元本割れを起こすことになります。

また、外貨預金と異なり、円安になっても為替差益は生じないため、元本は増えることはありません。預金はあくまで金利分しか増えないのです。金利はかなり高いのですが、それと比較してさえ負っているリスクの方が大きいのではないか、と思われる預金です。

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