情報弱者にならないために

消費生活センターには、仕組預金に関する苦情相談が多数寄せられています。

銀行は堅実で安全?

ここ数年、消費生活センターには仕組預金に関する苦情相談が多数寄せらるようになったと言われています。内容としては、途中解約できないため、あるいは途中解約するための違約金が高すぎるために元本割れしてしまったというものが多いようです。裁判にまで発展した事例もあり、銀行側の事前説明が明らかに不足していると認められるケースがある一方で、内容をよく理解していないのに安易に契約してしまった預金者側に責任があるとされるケースもあるようです。

一般的に、銀行は証券会社と異なり預金はペイオフ対象となるため、堅実で安全である、というイメージが根強くあります。そのため、銀行が勧める金融商品ならば安全だろうと、無警戒に勧誘に応じてしまう傾向があるようです。こうした傾向は、昔の銀行のイメージを強く持っている高齢の方に多くみられるとのことです。

一方、若い世代の人達は、オンライン上で簡単に申し込み手続きができてしまうため、詳しい説明をよく読まずに軽い気持ちでネットバンクの仕組預金に申し込んでしまったというケースが多いようです。サイトの説明がよく理解できなくても、オンライン上であるため、面と向かって質問したり、相談したりすることはできません。メールで問い合わせをするのも面倒だし…と何となく理解した気になって申し込んでしまうようです。

金融庁の指導もあり、各銀行はサイト上に仕組預金のリスクに関する情報をきちんと掲載するようになりました。実際のところ、申し込みの際にこうした情報を隅から隅まで読む人は少ないと思います。しかし、サイトには情報としてきちんと掲載されているため、非はきちんと読んで理解しなかった預金者側にあるとされ、銀行の説明義務違反は認められにくくなると思います。

近年の銀行の多様化によって、仕組預金外貨預金のように元本が保証されない預金もでてきました。今後もそうした新しい金融商品は増えていくことでしょう。それゆえ、預金者である私達も、銀行の多様化についていかなくてはなりません。情報弱者ゆえに損をしてしまうことの無いよう、常に新しい情報を収集し、正しい知識を身につけて行く必要があります。

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