オリックス銀行の普通預金

オリックス銀行の普通預金は「eダイレクト普通預金」と呼ばれています。きわめてシンプルな普通預金であり、入出金は振り込みかオリックス銀行の他の預金からの振り替えのみとなります。「eダイレクト普通預金」はオリックス銀行の店頭において、入金や出金を現金や小切手で行えないので注意が必要です。

オリックス銀行の普通預金の金利

最初にオリックス銀行の普通預金の金利を見てみます。高金利で知られるオリックス銀行だけに、普通預金についても他の銀行と比較して高い金利に設定されています。

参考までに、メガバンクである、みずほ銀行(年0.001%)、三菱東京UFJ銀行(年0.001%)、三井住友銀行(年0.001%)の普通預金の金利を表に記しました。オリックス銀行の普通預金の金利は、それらのメガバンクの普通預金の金利の20倍であることが見て取れます。

銀行名普通預金の金利
オリックス銀行0.020%
みずほ銀行0.001%
三菱東京UFJ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%

(2017年4月21日現在)

eダイレクト普通預金は自動受取や自動支払の口座にできない

オリックス銀行の普通預金には「eダイレクト普通預金」という名前が付いています。これはオリックス銀行の預金商品であるインターネット専用の「eダイレクト預金口座」で取り扱われる普通預金を指します。

このeダイレクト普通預金の利用は日本国内に住む個人が対象であり、一人一口座だけを持つことができます。そして預入金額は1円以上1円単位となっており、金額に上限の制限はありませんし、預入期間の定めもありません。

オリックス銀行のeダイレクト普通預金への預け入れは、振り込み、もしくはオリックス銀行の他の預金からの振り替えのみとなります。振り込みの場合の手数料は利用者負担です。意外なことに、オリックス銀行の店頭での現金や小切手による預け入れはできないので注意が必要です。

eダイレクト普通預金の適用金利に関しては変動金利となっており、普通預金の金利のページの表で随時確認ができます。ちなみに2017年4月21日現在のオリックス銀行のeダイレクト普通預金の金利は0.020%です。利息計算に関しては、オリックス銀行所定の日に毎日の最終残高について付利単位を1円として、1年を365日と考えての日割り計算を行います(円未満の端数は切り捨て)。そして利息にかかる税金に関しては、源泉分離課税で20.315%(国税15%、復興所得税0.315%、地方税5%)がかかります。残念ながらオリックス銀行ではマル優については取り扱いがありません。そして得られた利息はeダイレクト普通預金に組み入れられます。

オリックス銀行のeダイレクト普通預金の払い戻しに関しては、預け入れと同じく振り込みか、オリックス銀行の他の預金への振り替えに限定されます。店頭での現金や小切手での払い戻しは受けられません。この払い戻しの手続きに関しては、オリックス銀行のサイトにおける「お客様専用ページ」から所定の操作を行うことによって可能となります。払い戻しの際の振り込みの手数料は、月に2回までは無料です。3回目以降は432円(税込み)の手数料が必要となります。ただし、楽天銀行宛の振り込みは対象外なので、1回につき432円(税込み)の手数料がかかります。

他の金融機関の指定口座への振り込みの場合は、手続き当日を除いて翌営業日から30日後までの予約振り込みが可能となっています。一日あたりの振り込み限度額については、本人名義の口座への振り込みの場合は5,000万円です。本人以外の口座への振り込みの場合の限度額は100万円です。本人と本人以外を同一日に一緒に行う場合の上限は5,000万円となります。なお、オリックス銀行内の他の預金から普通預金への振り込みや振り替えの場合は、手続き当日でも行えます。

オリックス銀行では、通帳やキャッシュカードは発行されません。残高照会や取引履歴の照会については、インターネットを介してオリックス銀行のホームページで預金者自身で確かめることができます。また、もし口座開設時に郵送される「お客様カード」が紛失などの理由で再発行が必要になった場合には、1,080円の手数料が必要です。

さらに残高証明書の発行には、オリックス銀行が定めた手数料が必要となります。具体的には、都度発行は1通につき1,080円(税込み)です。定例発行は1通につき756円(税込み)です。

ここで注意をしたいのは、このオリックス銀行のeダイレクト普通預金は、公共料金やクレジットカードの代金の自動支払ができないことです。また、配当金などの自動受取にも利用できません。さらに、現金や小切手などの証券類を受け入れたり、払い出したりすることもできない点にご注意ください。

気になる預金保険についてですが、オリックス銀行の普通預金である「eダイレクト普通預金」は預金保険制度の対象です。元本1,000万円とその利息までは保護されます。これは利息がつくオリックス銀行の他の預金(定期預金)などと同様です。

その他に、口座開設は反社会的勢力でないことの表明と確認に同意のうえで行います(eダイレクト預金取引規定第3条、eダイレクト普通預金規定第15条第3項)。そして国外に転居したり、非居住者(国内に住所がないか、もしくは現在まで引き続いて1年以上居住がない人)に該当する場合は、eダイレクト普通預金を解除することになります。

オリックス銀行の普通預金の使い心地

オリックス銀行の普通預金は、それ単体では積極的に利用できるものではありません。自働受取や自動引落の口座として使えないので、普段使いの銀行口座としての利便性はかなり低いです。

オリックス銀行は、主に定期預金の金利の高さで有名な銀行です。定期預金が高いといわれるインターネット銀行の中でも、つねにトップクラスです。そのオリックス銀行の定期預金口座を開設する際に、付随的についてくるものが普通預金口座の「eダイレクト普通預金」であるという程度の認識に留めておけばよろしいでしょう。

もし、お財布代わりの使いやすい普通預金口座を欲するのなら、自動受取や自動引落ができて一定回数までは他行宛ての振込手数料が無料になる住信SBIネット銀行や、イオングループの対象店舗で買い物の都度ポイントがプレゼントされたり、規模の大きなATM網を持つイオン銀行などを選んだ方が利便性が高いと思われます。

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