空売りのリスク

空売りのリスクは、現物取引よりも大きいです。

失敗の損害は非常に大きく、際限がない

空売りにはリスクもあり、そのリスクは現物取引よりも大きくなっています。通常の株取引は、自分で購入した株をタイミングを見計らって売却することによって、利益を得ます。そのため、株価が下がると損益が出てしまいますが、その損益は最大でも、投資した金額よりも大きくなることはありません。

例えば、一株500円の株を200株(10万円)購入したところ、株価が暴落し、10円にまで下がってしまったとします。この場合、一株あたりの損益は490円で、全体で9万8千円の損益となります。さらに1円にまで下がってしまったとしても、損益は投資資金の10万円を超えることはありません。それに、自身で購入した株であれば、塩漬け株として持ち続け、いつかまた株価が上昇するまで待つ、ということもできます。

ところが、空売りのリスクはこの程度では済みません。空売りは、証券会社から借りた株を一度売却し、値段が下がったタイミングで買い戻すことによって利益を得ようとする信用取引です。そのため、予想が外れ、株価が上昇してしまうと損失が出てしまうのですが、株価の上昇には限界がありません。

極端な例ですが、一株500円の株を200株借りて売却したところ、予想外に株価が急上昇し、一株1500円になってしまったとします。そうすると、10万円で売却したものを30万円で買い戻さなければならず、損益は投資資金の倍の20万円となります。株価は下落方向には1円という限度がありますが、上昇方向には限度がないのです。そのため、空売りのリスクは非常に大きくなってしまうのです。

さらに、ここで取引している株は自分のものではなく、借りたものであるため、期限内(通常6ヶ月)に買い戻して証券会社に返却する必要があります。再び値段が下がるまでタイミングを待つことはできないのです。

このように空売りは、株価が下落している局面でも利益をあげることができるという大きなメリットを有していますが、一方で、失敗した時の損害は非常に大きく、際限がありません。空売りは、リスクの高い投資方法であるということをしっかりと理解しておくことが大切です。

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