J-REITのメリットとデメリット

他の金融商品と同様に、J-REITにもメリットとデメリットがあります。

J-REITのノウハウの蓄積はこれから

J-REITのメリットとデメリットについて説明します。他の金融商品と同じく、J-REITにもメリットとデメリットがあり、その両方をよく知っておかなければ、金融商品を上手く活用することはできませんし、思わぬ損害を受けてしまうこともあります。

まずはJ-REITのメリットとデメリットのうちの、メリットに着目します。J-REITのメリットは、投資家にとっては、比較的安全であり、かつ利回りが良いことにあります。現在の日本では超低金利政策がとられ、銀行預金の金利は0.01%未満と、非常に小さなものとなっています。銀行預金では実質的には資産を増やすことはできない状態です。そこで投資信託による資産運用が重要になりますが、投資信託には本質的に証券価格の変動による元本割れのリスクが伴います。不動産は、他の資産に比べて売買される頻度が少なく、価格変動が小さいという特徴があります。そのため不動産証券を取り扱うJ-REITは、他の証券を用いた投資信託に比べて、価格変動リスクが少ないのです。また、利益の内部保留を行わないという特性から投資家への利益還元が大きく、銀行よりも遥かに高い利息(ものによりますが、おおよそ2〜5%ほど)を得ることができます。社会全体から見ても、企業が保有している不動産を有効に活用して資金調達を行うことができるので、金融が活性化するというメリットがあります。

次はJ-REITのメリットとデメリットのうちの、デメリットです。J-REITのデメリットは、価格変動によるリスクと、J-REITを取り巻く環境の未成熟にあります。J-REITの価格は比較的安定していると述べましたが、それでも不動産価格の変動や景気後退による下落の危険が常に伴い、元本割れする場合もあります。銀行預金のように元本保証はされていません。日本は災害が多く、投資した不動産が毀損して価格が大幅に下落することもありえます。社会的に見れば、J-REITが不動産への投資を加熱しすぎて、バブルとなる危険もあります。

また、J-REITが行われるようになったのは、2000年からですので、日本にはまだJ-REITのノウハウがあまり蓄積されていません。そのため優れた投資法人が少なく、J-REITに関わる諸々の法整備もまだ十分とは言えません。投資の効率性はまだまだ発展途上にあります。

こうしたJ-REITのメリットとデメリットをよく理解し、上手にJ-REITを活用してください。

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