ETFとETN

ETFとETNは類似商品ですが、この二つの金融商品はしくみやリスクが大きく異なります。

ETFとETNの大きな違い

ETNはETFの類似商品として扱われることが多い商品です。ETFとETNは、特定の指数へ連動するように作られた上場商品であり、株式と同じようにリアルタイムで取引できるという点が共通しています。ETNは「リンク債型ETF」とも呼ばれており、金融機関によってはETFの一つとして扱われています。しかしながら、この二つの金融商品のしくみやリスクは大きく異なっています。

ETFとETNは名前は似ていますが、基本的には全く異なる金融商品だと考えた方が良いでしょう。その違いは日本語にした時の名前にも、はっきりと表れています。ETFは「上場投資信託」と呼ばれるのに対して、ETNは「指数連動証券」または「上場投資証券」と呼ばれています。つまりETNは投資信託ではないのです。

ETFとETNとの間には、裏付け資産の有無という大きな違いがあります。ETFは証券会社などが市場で買い付けた株を、運用会社がセット化して販売している投資信託の一つです。そのためETFは、株のセットが裏付け資産となっており、投資家は持っているETFを株のセットと交換することができます。

一方、ETNは法律上では社債券とされています。社債券とは社会的に信用力の高い企業や金融機関が、信用力をもとに発行している債券です。債券は株と違って裏付け資産がありません。そのためETNはETFと異なり、裏付け資産をもっていないのです。簡単に言ってしまうとETNとは、その価格が特定の指標に連動することを発行体である金融機関が保証しているだけの債券ということになります。つまりETNとは、発行している金融機関への信用だけで成立している商品なのです。

そのためETNの価格は、それを発行している金融機関の信用力に大きく左右されます。ETNを発行している金融機関の財政状況が悪くなってしまっただけで、ETNの価格は急激に下落する危険があります。万が一、倒産などしてしまった場合には、そのETNは無価値となってしまう可能性すらあります。このようにETFとETNとでは、リスクの質も大きさも異なっているのです。

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