BRICsと南アフリカ

南アフリカは、BRICsに新たに加わった有力新興国です。

「BRICs」から「BRICS」へ

南アフリカは、BRICsに新たに加わった有力新興国として、近年高い注目を集めるようになっています。南アフリカは、2010年頃よりBRICsへの参加を希望しており、2011年の2月に正式な加盟が発表されました。これによりBRICsは、「South Africa」の頭文字を加えた「BRICS」と表記されるようになりました。

南アフリカはアフリカ大陸最大の先進国として、近年、急激な経済発展を見せており、経済成長率(実質GDPベース)も、5%前後をキープしています。BRICs4ヶ国にはやや劣るものの、日本をはじめとする先進国よりは、高い成長率だと言えます。

南アフリカは、BRICs諸国と同じく、天然資源に恵まれた人口大国です。南アフリカでは金やレアメタルなどの貴金属が多く産出されており、中でも白金の産出量は世界の総供給量の7割以上を占めています。豊かな天然資源が、経済成長を牽引しているという点は、ブラジルやロシアと共通していると言えます。また、人口も5000万人を超えており、186ヶ国中24位と上位にランクインしています。

南アフリカは、日産やBMW、フォルクスワーゲンといった大手自動車メーカーが工場を置くなど、新興工業国としての側面も有しています。南アフリカは、今後大きな市場として成長することが期待されるアフリカ大陸への輸出拠点として注目されており、ビジネスチャンスを狙う様々な外国企業が進出しています。こうした背景も、南アフリカのBRICsへの加盟を後押ししたと言えるでしょう。

2014年の夏、BRICsと南アフリカは「新開発銀行(NDB)」の設立に合意しました。新開発銀行は、開発途上国に対して、インフラ整備資金を融資することを目的とした銀行であり、新興国を牽引する国際金融機関として、大きな注目を集めています。

新開発銀行の資本金は、BRICS5ヵ国(BRICsと南アフリカ)が平等に分担することになっており、本部は中国に置かれる予定になっています。新開発銀行の登場により、欧米主導型の現在の国際金融体制も大きく変わっていく可能性があります。

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