福井銀行の普通預金

福井銀行の普通預金は、個人と法人と任意団体が利用できます。この普通預金は決済用普通預金への切り替えが可能です。そうすることによって預金保険制度で全額が保護される預金となります。また総合口座の中にも普通預金はあり、総合口座を開設すると当座貸越のサービスが利用できるようにもなります。

福井銀行の普通預金の金利

福井銀行の普通預金の金利は、メガバンク(みずほ銀行三菱東京UFJ銀行三井住友銀行)を含む日本の多くの銀行と同じで、年0.001%となっています。極めて魅力に乏しい金利となっており、なかなか預金者の気持ちを惹きつけることは難しい状況となっています。

銀行名普通預金の金利
福井銀行0.001%
みずほ銀行0.001%
三菱東京UFJ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%

(2017年5月25日現在)

福井銀行の普通預金と総合口座

福井銀行の普通預金は商品名も「普通預金」です。利用できるのは個人と法人です。この場合の法人には任意団体も含みます。

福井銀行の普通預金には、預け入れの期間に定めがありません。預け入れに関しては、預け入れ金額は1円以上、預け入れ単位は1円単位です。そして預け入れの方法は随時預け入れで、払い戻しの方法は随時払い戻しです。

福井銀行の普通預金に付く利息は、毎年2月と8月の福井銀行所定の日に口座へ入金されます。利息の計算方法については、毎日の最終残高1,000円以上について付利単位を100円とする1年を365日としての日割り計算です(円未満の端数は切り捨てとなります)。ただし金利は変動金利なので、随時変わります。金利は窓口でたずねるか、もしくは福井銀行のホームページにある「金利一覧」のページで知ることができます。

福井銀行の普通預金の利息に掛かる税金については、法人の場合は総合課税です。個人の場合は20.315%の源泉分離課税です。この20.315%は国税15%と地方税5%と復興特別所得税の0.315%の合算です。復興特別所得税は、平成25年の1月1日から平成49年の12月31日まで課税されます。

福井銀行の普通預金に付加できる特約としては、マル優制度(少額貯蓄非課税制度)が利用できます。また20歳以上の個人の利用者に限り、総合口座による当座貸越が利用可能です。

ここで総合口座について少しご説明をすると、これは普通預金と定期預金とおまとめ積立定期預金がセットになったものです。ただし、普通預金単独でも使用できます。総合口座による当座貸越とは、普通預金の残高を超過する払い戻しの請求があったり、様々な口座振替の請求などがあったときに、総合口座の定期預金を担保として不足している金額を自動的に融資する制度です。貸越の極度額は定期預金などの合計金額の90%もしくは300万円の少ない方です。貸越の金利は、担保となる定期預金の約定金利に0.5%上乗せした金利となります。貸越元金の返済方法は、普通預金に入金することによって自動的に当座貸越の返済に充てられます。

福井銀行の普通預金は預金保険制度の対象となる預金です。福井銀行に預け入れている他の預金と合算をして、1,000万円までの元本とその利息が保護されます。この中に決済用普通預金は入りません。

福井銀行の普通預金は決済用普通預金に切り替えることができます。決済用普通預金とは預金保険制度において全額が保護される預金であり、預金保険制度における決済用預金の3つの条件を満たす預金です。条件の1つ目は、無利息の預金であること。条件の2つ目は、要求払いができる預金であること。条件の3つ目が、決済サービスの提供ができることです。

普通預金から決済用普通預金への切り替えに際して、口座番号の変更はありません。キャッシュカードもそのまま利用できます。ただ通帳に関しては、新通帳に切り替えて「決済用普通預金」と表示されます。インターネットバンキング、給与や年金の受取り、各種支払いなどについては変更の手続きが不要です。また、普通預金に付いている利息は現金と共に、切り替え日に新しい決済用普通預金に引き継がれます。ちなみに、決済用普通預金を一般の普通預金に切り替えることも可能です。

福井銀行が契約をしている指定紛争解決機関は、一般社団法人全国銀行協会です。連絡先は、全国銀行協会相談室です。電話番号は、0570-017109、もしくは、03-5252-3772です。

福井銀行の普通預金を使う意味

ここからは福井銀行の普通預金について、使う意味があるものなのかどうかを考察していきます。

福井銀行(金融機関コード:0147)は福井県福井市に本店を置く地方銀行です。福井県には地域銀行としてもう一行の銀行があります。それが第二地方銀行である福邦銀行(金融機関コード:0537)です。この福邦銀行も福井県福井市が本店所在地です。

この2つの銀行を比較することで福井銀行の普通預金を見ていきます。そしてさらにもう一つの金融機関を加えたいと思います。それは福井県の信用金庫である福井信用金庫(金融機関コード:1470)です。通常、信用金庫は銀行に比べると規模が小さいので、比べるに値しない場合が多いです。しかし福井県においては、信用金庫である福井信用金庫の規模が銀行に匹敵するほど大きいです。そこで今回は、福井信用金庫も比較の対象に加えます。

それではまずこの3つの金融機関について、預金残高、貸出金、店舗数、自己資本比率を見ていきます。

銀行名預金残高貸出金店舗数自己資本比率
福井銀行20,803億円15,861億円96店舗10.24%
福邦銀行4,296億円3,196億円39店舗8.56%
福井信用金庫7,872億円3,907億円56店舗16.13%

(平成28年3月末時点)

表から読み取れるように福井銀行は、預金残高が20,803億円、貸出金が15,861億円、店舗数が96店舗、自己資本比率が10.24%です。そして福邦銀行は、預金残高が4,296億円、貸出金が3,196億円、店舗数が39店舗で、自己資本比率が8.56%です。そして福井信用金庫は、預金残高が7,872億円、貸出金が3,907億円、店舗数が56店舗で、自己資本比率が16.13%です。

銀行の規模と健全性については、福井銀行が福邦銀行を凌駕していることが分かります。さらに信用金庫である福井信用金庫も、規模と健全性において、福邦銀行よりも勝っていることが理解できます。

次に、福井銀行と福邦銀行と福井信用金庫の預金金利をチェックしていきます。調べる金融商品は、普通預金とスーパー定期とスーパー定期300と自由金利型大口定期です。定期預金についてはいずれも1年ものに注目します。

銀行名普通預金の金利スーパー定期の金利スーパー定期300の金利自由金利型大口定期の金利
福井銀行0.001%0.020%0.020%0.020%
福邦銀行0.001%0.020%0.020%0.020%
福井信用金庫0.001%0.020%0.020%0.020%

(平成29年5月25日現在)

表にもありますように、福井銀行の預金金利については、普通預金:0.001%、スーパー定期:0.020%、スーパー定期300:0.020%、自由金利型大口定期:0.020%です。福邦銀行の預金金利については、普通預金:0.001%、スーパー定期:0.020%、スーパー定期300:0.020%、自由金利型大口定期:0.020%です。福井信用金庫の預金金利については、普通預金:0.001%、スーパー定期:0.020%、スーパー定期300:0.020%、自由金利型大口定期:0.020%です。

まとめますと、比較の結果として3つの金融機関の預金金利はまったく同じであることが分かります。地域の金融機関同士は預金金利が同じであることが多いものです。福井県のこの3つの金融機関に関しても、正にその典型となっています。

更にここからは、ATMの手数料について比較していきます。地域金融機関に口座開設をして普通預金を利用する場合、どうしても日々の決済のためにお金の入出金が頻繁になります。その際の手段としてATMを利用することも多いので、ATM利用手数料にいくら掛かるのかは看過できない問題です。キャッシュカードとATMの組み合わせは色々考えられますが、ここでは基本となる、自行のキャッシュカードを用いて自行のATMを利用する場合について調べます。つまり、福井銀行のキャッシュカードを用いて福井銀行のATMを利用した場合の手数料と、福邦銀行のキャッシュカードを用いて福邦銀行のATMを利用した場合の手数料と、福井信用金庫のキャッシュカードを用いて福井信用金庫のATMを利用した場合の手数料を調べます。

まず、福井銀行のATM手数料についてです。

1.福井銀行の平日の場合は、8時から21時の間でATMの入金手数料と出金手数料と残高照会が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMの取り扱いがありません。

2.福井銀行の土日祝の場合は、8時から21時の間でATMの入金手数料と出金手数料と残高照会が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMの取り扱いがありません。

次に福邦銀行のATM手数料についてです。

1.福邦銀行の平日の場合は、8時から21時の間でATMの入金手数料と出金手数料と残高照会が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMの取り扱いがありません。

2.福邦銀行の土日祝の場合は、8時から21時の間でATMの入金手数料と出金手数料と残高照会が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMの取り扱いがありません。

次に福井信用金庫のATM手数料についてです。

1.福井信用金庫の平日の場合は、8時から21時の間でATMの入金手数料と出金手数料と残高照会が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMの取り扱いがありません。

2.福井信用金庫の土日祝の場合は、8時から21時の間でATMの入金手数料と出金手数料と残高照会が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMの取り扱いがありません。

以上からATMの手数料についてまとめると、福井銀行も福邦銀行も福井信用金庫も、平日と土日祝ともに8時から21時の間で、ATMの入金手数料と出金手数料と残高照会が無料(0円)となっています。ATMの利用手数料については、3つの金融機関には差がありません。

ここで最後のまとめに入ります。福井銀行の普通預金について調べるために、3つの金融機関(福井銀行、福邦銀行、福井信用金庫)について様々な比較をしてきました。

金融機関の規模と健全性については、預金残高と貸出預金と店舗数と自己資本比率から見るに、福井銀行が一番良いと分かりました。そして預金金利とATM利用手数料については、3つの金融機関とも同じで差がないことが分かりました。

以上から判断をするに、福井県で地域金融機関として口座開設をして普通預金を用いるのなら、金融機関としての確からしさ(規模、健全性)から、福井銀行を一番最初に選ぶべきだと思われます。

< 戻る | 進む >

定期預金の金利の比較

メニュー

コラム

カテゴリー

メニュー

Copyright (C) 2008-2017 定期預金の金利の比較 All Rights Reserved.