東京都民銀行の普通預金

東京都民銀行の普通預金は、個人と法人が販売の対象です。また東京都民銀行には総合口座もあり、その中にも普通預金があります。総合口座を持つことで当座貸越サービスが受けられるようになり、普通預金の残高を越える引き出しや口座振替などがあった場合には、定期預金を担保にして自動で融資が行われます。

東京都民銀行の普通預金の金利

東京都民銀行の普通預金の金利は、年0.001%となっています。これは多くの地方銀行、そして大手都市銀行(みずほ銀行三菱東京UFJ銀行三井住友銀行)と同じ値となっています。実店舗をもつ一般の銀行では、そのほとんどの普通預金の金利が0.001%となっています。もし普通預金の金利が0.001%よりも高い銀行を探すのなら、イオン銀行やオリックス銀行などのようなインターネット銀行をあたるしかありません。

銀行名普通預金の金利
東京都民銀行0.001%
みずほ銀行0.001%
三菱東京UFJ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%

(2017年5月28日現在)

東京都民銀行の普通預金にまつわる各種手続き

東京都民銀行の普通預金は、商品名を「普通預金」と言います。販売の対象となるのは個人と法人です。

東京都民銀行の普通預金の預け入れ期間に定めはありません。預け入れの金額については、1円以上で1円単位です。預け入れの方法は随時預け入れで、払い戻しの方法は随時払い戻しです。

東京都民銀行の普通預金の利息についても見てみましょう。適用される金利は、毎日の店頭表示の利率が適用されます。金利は窓口に問い合わせるか、もしくは東京都民銀行の公式ホームページの「預金金利情報」のコーナーで確認できます。そして利息計算の方法については、毎日の最終残高1,000円以上について付利単位を100円として、1年を365日とする日割り計算です。利払いの頻度については毎年2月と8月の東京都民銀行所定の日に支払いが行われます。

利息に付く税金については、個人は源泉分離課税で20.315%です。平成25年1月1日からは復興特別所得税が課せられているので、国税が15.315%で地方税が5%となり、その合計で20.315%となります。法人の場合は総合課税ですが、非課税法人の場合はもちろん非課税です。

東京都民銀行の普通預金は預金保険制度の対象となります。全額保護の預金は除いて、東京都民銀行の他の預金保護の対象となる預金をすべて合算して、1,000万円までの元本とその利息が保護されます。平成17年の4月にペイオフが全面的に解禁されましたが、その後でも全額が保護の対象となるのが東京都民銀行の「普通預金(決済用)」です。この普通預金(決済用)には3つの特徴があります。1.利息が付かない。2.利用者が払い戻しを随時請求できる。3.決済サービスが利用できる。以上の3点です。

そして、東京都民銀行の普通預金に付加できる特約が2つあります。1つ目は、個人であれば総合口座が利用できるので当座貸越ができます。2つ目は、マル優の取り扱いができることです。

ここで東京都民銀行の総合口座について見てみます。この総合口座とは、未成年ではない個人が利用できるもので、定期預金と普通預金が一緒になった口座です。総合口座であれば、普通預金の残高を超えて引き出しや各種料金の口座振替の請求があった時に、総合口座の定期預金を担保として不足金額が自動的に融資される当座貸越が利用できます。貸越極度額は、担保となる定期預金の金額の90%か、500万円のどちらか少ない方です。貸越利率は担保となる定期預金の約定利率に0.5%を上乗せした利率です。担保となる定期預金が複数あるのなら、約定利率の低い定期預金から順に利用されます。当座貸越の返済に関しては、普通預金に入金がなされると自動的に当座貸越の返済に充てられます。定期預金が複数ある場合には、貸越利率の高い定期預金への返済から順に行われます。

もし東京都民銀行で各種料金の自動支払いを希望するのなら、あらかじめ東京都民銀行所定の手続きが必要です。そして同じ日に複数の支払いをするケースにおいて、その合計金額が普通預金の残高を越えてしまう場合には、どの支払いがなされるかを決めるのは東京都民銀行が任意に行います。

東京都民銀行の普通預金を利用するに際して、覚えておきたいことがあります。それは、もし大切な通帳を紛失したり、盗難された時には、すぐに取引店かATMサービスに連絡をするということです。これは不正利用を防ぐために大切なことです。連絡をする取引店の営業時間は、8:40から17:20です。ATMサービスセンターは、電話番号が03-3582-1062で、平日の営業時間は0:00〜8:40、17:20〜24:00、土日祝の営業時間は0:00〜24:00です。そして連絡の後に取引店に来店をして再発行の手続きをします。その際に必要な持ちものは、届出印、本人確認書類(パスポートや運転免許証など)、通帳1冊あたりの再発行手数料1,080円です。

また東京都民銀行のキャッシュカードを紛失してしまったり、盗難にあった時にも、すぐに取引店もしくはATMサービスセンターに連絡をします。これもキャッシュカードの不正利用を防ぐためです。その後に、再発行の手続きをするために取引店に来店をします。その際に必要な持ちものは、届出印、本人確認ができる書類(パスポートや運転免許証など)、カードの再発行手数料1,080円です。

さらに届出印を紛失したり盗難された時にも、不正利用を防ぐためにすぐに取引店かATMサービスセンターに連絡をします。その後に取引店へ来店をします。その際に必要な持ちものは、新しい届出印となる印鑑、本人確認書類、通帳や証書です。単に印鑑を変更したい場合にも、同様のものを持って取引店に来店をします。

他によくあることとして、引っ越しなどに伴う住所の変更があげられます。この場合も取引店窓口での手続きが必要となりますので、次のものを持って取引店に来店をします。届出印、本人確認書類、新しい住所を確認できる資料(住民票や運転免許証など)。さらに関連することとして、婚姻などによる姓名の変更も考えられます。その際にも取引店窓口で手続きをします。その時に必要なものは、通帳や証書、キャッシュカード、氏名の変更が確認できる戸籍抄本などの資料、届出印、届出印も変える場合には新しい印鑑も必要です。

その他にも利便性を考えて、取引店自体を変えたい時もあるかと思います。そのような場合には、現在の取引店か新しい取引店のどちらかに来店をします。その際に必要な持ちものは、通帳と証書(全て)、届出印(全て)、キャッシュカード(全て)、本人確認書類、一緒に住所変更も行うのなら新しい住所が確認できる書類が必要です。

もしもの時のために覚えておきたいのは、東京都民銀行が契約をしている指定紛争解決機関は、一般社団法人全国銀行協会であるということです。東京都民銀行を利用していて不明な点があった時、または東京都民銀行との間に何かしらのトラブルが発生した時には相談することが可能です。問い合わせ先は、全国銀行協会相談室です。電話番号は、0570-017109と03-5252-3772です。

東京都民銀行の普通預金を使う意味

ここからは、東京都民銀行の普通預金について、あえて口座開設をしてまで使う意味があるのかどうかを考えていきます。もし東京都に住んでいるのなら、たとえ大都会の東京都と言えども、地域に密着した地域銀行の口座を一つはもっておきたいです。地元に根ざした銀行口座も保持しておくことは、銀行利用の基本です。

東京都にはいわゆる地域銀行が4つあります。その中の一つで、唯一の地方銀行が東京都民銀行です。そして東京都にある残り3つの銀行というのは、すべて第二地方銀行となります。その第二地方銀行の具体的な銀行の名前は、東日本銀行、東京スター銀行、八千代銀行です。ここではこれら3つの第二地方銀行と東京都民銀行を比較します。比較をする目的は、東京都民銀行の普通預金についてより深く理解をするためです。比較の項目については、預金残高、貸出預金、店舗数、自己資本率、不良債権比率です。

銀行名預金残高貸出金店舗数自己資本比率不良債権比率
東京都民銀行23,904億円18,421億円78店舗7.35%2.73%
東日本銀行18,526億円16,460億円79店舗8.34%1.68%
東京スター銀行20,799億円16,946億円33店舗8.53%1.78%
八千代銀行21,245億円15,175億円84店舗9.29%2.55%

(平成28年3月時点)

東京都民銀行は、預金残高が23,904億円、貸出金が18,421億円、店舗数が78店舗、自己資本比率が7.35%、不良債権比率が2.73%です。そして東日本銀行は、預金残高が18,526億円、貸出金が16,460億円、店舗数が79店舗、自己資本比率が8.34%、不良債権比率が1.68%です。そして東京スター銀行は、預金残高が20,799億円、貸出金が16,946億円、店舗数が33店舗、自己資本比率が8.53%、不良債権比率が1.78%です。そして八千代銀行は、預金残高が21,245億円、貸出金が15,175億円、店舗数が84店舗、自己資本比率が9.29%、不良債権比率が2.55%です。

以上の銀行情報についてまとめますと、それほど目立った差はありませんが、銀行の規模においては、東京都民銀行が一歩リードしているのが分かります。また店舗数において、東京スター銀行が極めて少ないのが気になる所です。利便性の面で劣る可能性があります。

では、その次の比較としては、各銀行の預金金利に注目をします。比較をする預金商品は、普通預金、スーパー定期、スーパー定期300、大口定期です。なお、東京スター銀行には同じ名前の預金商品がありませんので、商品内容が同じ定期預金である「スターワン円定期預金」を用いて比較をしました。

銀行名普通預金の金利スーパー定期の金利スーパー定期300の金利大口定期の金利
東京都民銀行0.001%0.010%0.010%0.010%
東日本銀行0.001%0.010%0.010%0.010%
東京スター銀行0.001%0.025%0.025%0.025%
八千代銀行0.001%0.010%0.010%0.010%

(平成28年5月28日現在)

東京都民銀行の預金金利については、普通預金:0.001%、スーパー定期:0.010%、スーパー定期300:0.010%、大口定期:0.010%です。東日本銀行の預金金利については、普通預金:0.001%、スーパー定期:0.010%、スーパー定期300:0.010%、大口定期:0.010%です。東京スター銀行の預金金利については、普通預金:0.001%、スーパー定期:0.025%、スーパー定期300:0.025%、大口定期:0.025%です。八千代銀行の預金金利については、普通預金:0.001%、スーパー定期:0.010%、スーパー定期300:0.010%、大口定期:0.010%です。

預金金利についてまとめますと、普通預金の金利は4行ともに0.001%で同じです。定期預金については、東京スター銀行の金利が他の3行を上回っています。残りの3行(東京都民銀行、東日本銀行、八千代銀行)の定期預金の金利はすべて同じです。東京スター銀行が預金金利に強い銀行であることがよく理解できます。

ここからはATMの利用手数料について見て行きます。地元の銀行は当然お金の決済に利用されることが多く、ATMを利用して頻繁に入出金を行うことになります。その際、ATMの利用手数料が1回あたりいくら掛かるかは看過できない問題です。

利用するキャッシュカードと利用するATMの組み合わせは、さまざまあります。ここでは特に、自行のキャッシュカードを用いて自行のATMを利用した場合の入出金手数料を見ていきます。具体的には、東京都民銀行のキャッシュカードを用いて東京都民銀行のATMを利用した場合と、東日本銀行のキャッシュカードを用いて東日本銀行のATMを利用した場合と、東京スター銀行のキャッシュカードを用いて東京スター銀行のATMを利用した場合と、八千代銀行のキャッシュカードを用いて八千代銀行のATMを利用した場合について調べます。

それではまず、「東京都民銀行のATM手数料」について見ていきます。

1.東京都民銀行の平日の場合は、ATMの入金手数料については8時から21時の間が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMでの入金の取り扱いがありません。ATMの出金手数料については、8時から8時45分の間は有料で108円です。8時45分から18時の間は無料(0円)です。18時から21時の間は有料で108円です。それ以外の時間帯はATMでの出金の取り扱いがありません。

2.東京都民銀行の土日祝の場合は、ATMの入金手数料については8時から21時の間が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMでの入金の取り扱いがありません。ATMの出金手数料については、8時から21時の間は有料で108円です。それ以外の時間帯はATMでの出金の取り扱いがありません。

次に、「東日本銀行のATM手数料」について見ていきます。

1.東日本銀行の平日の場合は、ATMの入金手数料については8時から21時の間が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMでの入金の取り扱いがありません。ATMの出金手数料については、8時から8時45分の間は有料で108円です。8時45分から18時の間は無料(0円)です。18時から21時の間は有料で108円です。それ以外の時間帯はATMでの出金の取り扱いがありません。

2.東日本銀行の土日祝の場合は、ATMの入金手数料については8時から21時の間が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMでの入金の取り扱いがありません。ATMの出金手数料については、8時から21時の間は有料で108円です。それ以外の時間帯はATMでの出金の取り扱いがありません。

次に、「東京スター銀行のATM手数料」について見ていきます。

1.東京スター銀行の平日の場合は、ATMの入金手数料については0時から24時の間が無料(0円)です。ATMの出金手数料については、0時から8時45分の間は有料で108円です。8時45分から18時の間は無料(0円)です。18時から24時の間は有料で108円です。

2.東京スター銀行の土曜日の場合は、ATMの入金手数料については0時から24時の間が無料(0円)です。ATMの出金手数料については、0時から9時の間は有料で108円です。9時から14時の間は無料(0円)です。14時から24時の間は有料で108円です。

3.東京スター銀行の日祝の場合は、ATMの入金手数料については0時から24時の間が無料(0円)です。ATMの出金手数料については、0時から24時の間は有料で108円です。

最後に、「八千代銀行のATM手数料」について見ていきます。

1.八千代銀行の平日の場合は、ATMの入金手数料については8時から21時の間が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMでの入金の取り扱いがありません。ATMの出金手数料については、8時から8時45分の間は有料で108円です。8時45分から18時の間は無料(0円)です。18時から21時の間は有料で108円です。それ以外の時間帯はATMでの出金の取り扱いがありません。

2.八千代銀行の土日祝の場合は、ATMの入金手数料については8時から21時の間が無料(0円)です。それ以外の時間帯はATMでの入金の取り扱いがありません。ATMの出金手数料については、8時から21時の間は有料で108円です。それ以外の時間帯はATMでの出金の取り扱いがありません。

ATMの利用手数料についてまとめますと、東京都民銀行と東日本銀行と八千代銀行はまったく同じです。それに比べて東京スター銀行は、ATMの出金手数料が土曜日の9時から14時の間も無料(0円)である点が優れています。また東京スター銀行は、曜日を問わず0時から8時の間と21時から24時の間もATMが利用できて、入金は無料(0円)で出金は有料で108円です。この利用時間の長さも優れています。

ここまで、様々な観点から、東京都民銀行と東日本銀行と東京スター銀行と八千代銀行を比較してきました。預金金利とATMの利用手数料とATMの利用可能時間帯だけを見ると、東京スター銀行の普通預金を利用するのがお得だと言えます。けれども心配なのは東京スター銀行の店舗数の少なさです。地元の銀行として利用するのに33店舗しかないのでは、正直なところ心許ないです。残りの3行はどれも店舗数が東京スター銀行よりも2倍以上多くて、78〜84店舗もあります。

店舗数が少ないことを避けて、店舗数が多いことを前提条件として東京都の地域銀行を比べるのなら、残りの3行(東京都民銀行、東日本銀行、八千代銀行)は、預金金利がすべて同じでATM利用手数料もATM利用可能時間帯もすべて同じです。差がつかないので銀行の規模も比べると、東京都民銀行が頭一つ分飛び抜けて大きいのが分かります。ですので結論としては、もし東京スター銀行の店舗が運良く自宅や勤務先の近くにあるのなら、東京スター銀行の普通預金を利用すればよろしいと思われます。しかしそうではないのなら、店舗数が多く、そして銀行としての規模が一番大きい、東京都民銀行の普通預金を利用するのが賢明な選択になると思われます。

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