徳島銀行の貯蓄預金

徳島銀行の貯蓄預金は、預金残高によって5段階の金額階層別金利設定がなされています。つまり預金残高が多いほど利息がお得になる預金です。ただし金融情勢によっては金利に差がつかない場合があります。利用できるのは個人に限定され、解約はいつでも自由です。

徳島銀行の貯蓄預金の金利

まず徳島銀行の貯蓄預金の金利を見ることにします。徳島銀行の貯蓄預金は金額階層が5つに分かれています。「10万円未満」「10万円以上〜30万円未満」「30万円以上〜50万円未満」「50万円以上〜100万円未満」「100万円以上」の5通りです。

金額1円以上〜10万円未満10万円以上〜30万円未満30万円以上〜50万円未満50万円以上〜100万円未満100万円以上
貯蓄預金0.001%0.001%0.001%0.001%0.001%
普通預金0.001%0.001%0.001%0.001%0.001%

(2017年6月8日現在)

徳島銀行の貯蓄預金はすべての金額階層において、金利が年0.001%となっています。比較のために、徳島銀行の普通預金の金利も掲載しました。普通預金は預金金額に関係なく金利が年0.001%となっています。ですので、普通預金はすべての金額階層において、金利が年0.001%だと考えることも可能です。

表を見ることによって、貯蓄預金と普通預金の間には金利の差がないということが理解できます。それが正確な現状認識です。

10万円未満から100万円以上までの5段階の金額階層別金利設定

徳島銀行の貯蓄預金は、商品名を「貯蓄預金」と言います。預金残高によって利率が異なるタイプの預金商品です。利用できるのは個人のみで、預け入れの期間に制限はありません。中途解約はいつでもできます。

預け入れの金額は1円以上で、預け入れの単位も1円です。預け入れの方法は随時預け入れであり、払い戻しの方法は随時払い戻しです。

徳島銀行の貯蓄預金の利息について詳しく見ていきます。まず適用利率ですが、5段階の金額階層別金利設定がなされています。具体的には、1.10万円未満 2.10万円以上〜30万円未満 3.30万円以上〜50万円未満 4.50万円以上〜100万円未満 5.100万円以上です。毎日の最終残高が該当する各々の金額階層の期間について、その期間の金額階層の店頭表示利率が適用されます。利率は徳島銀行ホームページの「ホーム>金利一覧>円預金金利>貯蓄預金」で確認をすることができます。利払いの頻度は、毎月の徳島銀行所定の日に支払われます。具体的には毎月の第2金曜日の翌日に貯蓄預金に振り込まれます。これは1ヶ月の複利計算です。利息の計算方法については、毎日の最終残高1,000円以上について付利単位を1円として、1年を365日とする日割り計算です。

徳島銀行の貯蓄預金にかかる手数料は、新規口座開設と通帳の繰り延べについては無料です。しかし通帳やキャッシュカードの再発行には手数料が掛かります。

貯蓄預金の利息に掛かる税金については、20%の源泉分離課税となっています。これは国税15%と地方税5%の合算です。ただし平成25年1月1日から平成49年12月31日までは復興特別所得税が課税されるので、税率は20.315%となります。この場合は国税が15.315%で地方税が5%となります。

徳島銀行の貯蓄預金には、付加できる特約事項が2つあります。1つは、マル優の取り扱いが可能なことです。2つ目は、貯蓄預金と普通預金との間で資金を移動させられるスウィングサービスが利用できることです。これで一定の金額を自動的に振り替えることが可能になります。徳島銀行の貯蓄預について、その他のことで注意をしたいのは、この貯蓄預金は給与や年金や公社債元利金などの自動受取口座や、公共料金などの自動支払口座には利用できないことです。また総合口座の担保にもすることもできません。

徳島銀行の貯蓄預は預金保険制度の対象となる預金です。徳島銀行に預け入れている他の保護対象となる預金と合算をして、預金者一人あたり一金融機関について1,000万円までの元本とその利息が保護されます(決済用預金は除きます)。

徳島銀行の貯蓄預について不明な点などがある場合には、「徳島銀行お客様相談室」に連絡をすることができます。フルーダイヤル 0120-87-1090、受付時間は平日の9時〜17時です(銀行休業日は除く)。また、一般社団法人全国銀行協会の苦情対策と紛争解決の受付け窓口を利用することもできます。連絡先は、一般社団法人全国銀行協会「全国銀行協会相談室」で、電話番号は 0570-017109もしくは03-5252-3772です。受付時間は平日の9時〜17時です(銀行休業日は除く)。

徳島銀行の貯蓄預金を使う意味

ここからは徳島銀行の貯蓄預金の商品性をより深く理解して、利用者にとってメリットがある預金商品なのかどうかを考察していきます。

徳島県には地域金融機関が4つあります。まず今回の主役である第二地方銀行の徳島銀行です。それから地方銀行である阿波銀行です。さらに信用金庫として、徳島信用金庫と阿南信用金庫があります。これら4つの金融機関の貯蓄預金の金額階層別金利設定を比較してみます。

徳島銀行の貯蓄預金
階層1円以上〜10万円未満10万円以上〜30万円未満30万円以上〜50万円未満50万円以上〜100万円未満100万円以上
金利0.001%0.001%0.001%0.001%0.001%

阿波銀行の貯蓄預金
階層1円以上〜10万円未満10万円以上〜50万円未満50万円以上〜100万円未満100万円以上〜300万円未満300万円以上
金利0.001%0.001%0.001%0.001%0.001%

徳島信用金庫の貯蓄預金
階層1円以上〜10万円未満10万円以上〜30万円未満30万円以上〜50万円未満50万円以上〜100万円未満100万円以上
金利0.001%0.001%0.001%0.001%0.001%

阿南信用金庫の貯蓄預金
階層1円以上〜10万円未満10万円以上〜30万円未満30万円以上〜50万円未満50万円以上〜100万円未満100万円以上
金利0.001%0.001%0.001%0.001%0.001%

(2017年6月8日現在)

4つの金融機関のすべてにおいて、金額階層は5つに分かれています。そして徳島銀行、徳島信用金庫、阿南信用金庫では、金額階層の分け方もまったく同じです。具体的には、「1円以上〜10万円未満」「10万円以上〜30万円未満」「30万円以上〜50万円未満」「50万円以上〜100万円未満」「100万円以上」に分けられています。そしてすべての金額階層において貯蓄預金の金利は年0.001%です。阿波銀行も金額階層が5つに分けられていますが、少し分け方が違っています。「1円以上〜10万円未満」「10万円以上〜50万円未満」「50万円以上〜100万円未満」「100万円以上〜300万円未満」「300万円以上」です。ただ金利は、こちらもすべての金額階層で年0.001%です。

この貯蓄預金の比較表を見て分かるように、どの金融機関の貯蓄預金の金額階層でも金利は年0.001%です。預金金額が増えても預金金利は上がっていません。これでは貯蓄預金としての魅力がまったく無く、単なる普通預金と変わりがないことになります。

以上から徳島銀行を含め、貯蓄預金は意味を見出すのが難しい預金商品であることが分かりました。それではこの現実を踏まえて、どのように対処をしたらよいのでしょうか。そこで利用を検討したいのが「積立定期預金」です。積立定期預金とは月々決まった金額を金融機関に預け入れてお金を貯めていく商品です。今現在まとまった資金がなくてもよく、これからまとまった資金をためて資産を築いていくための預金商品です。この点から、貯蓄預金との類似性も感じられます。また定期預金と名が付くだけあって、金利も普通預金などよりも高い金利です。つまり現状は普通預金とまったく同じ金利である貯蓄預金よりも、積立定期預金の方が金利が高いのです。

ここで再び徳島県の4つの金融機関について、今度は積立定期預金を比較してみたいと思います。比較する項目はそれぞれの積立定期預金について、1回あたりの最低預け入れ金額と金利を比べます。

銀行名最低預け入れ金額金利
徳島銀行10,000円0.010%
阿波銀行5,000円0.010%
徳島信用金庫無し無し
阿南信用金庫無し無し

(2017年6月8日現在)

徳島銀行の積立定期預金は、最低預け入れ金額が10,000円以上で金利が年0.010%です。阿波銀行の積立定期預金は、最低預け入れ金額が5,000円以上で金利が年0.010%です。残念ながら、徳島信用金庫と阿南信用金庫には積立定期預金がありません。

これらの結果を見ると、金利としては積立定期預金の方が貯蓄預金よりも高いことが分かります。そして問題となるのは最低預け入れ金額です。徳島銀行が10,000円、阿波銀行が5,000円です。これだけの金額が用意できれば、貯蓄預金よりも積立定期預金を利用した方が明らかにお得です。もし毎月10,000円以上が捻出できれば徳島銀行の積立定期預金を利用すればよいですし、毎月5,000円が限度であれば阿波銀行の積立定期預金が利用できます。そこは金銭的な余裕との兼ね合いで決めればよいと思われます。

最終的なまとめに入ります。徳島銀行の貯蓄預金は、預金金額に関わらず金利が普通預金並みに低い(年0.001%)ので利用するだけの価値はありません。もしこれから堅実に資産を築いていくための預金商品を選ぶのなら、貯蓄預金よりもはるかに金利が高い積立定期預金(年0.010%)に目を向けたいです。毎月の預け入れ金額として10,000円以上が用意できるのなら徳島銀行の積立定期預金が利用できます。そして毎月の預け入れ金額が5,000円以上なら阿波銀行の利用がおすすめです。

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