MICSとコンビニATM

MICSとコンビニATMは、基本的には異なる性質のサービスです。

MICSよりもコンビニATMの方が優っている

MICSとコンビニATMは、共に様々なキャッシュカードに対応したATMサービスを提供している、という点においては共通していますが、基本的には異なる性質のサービスです。

まず、MICSとコンビニATMとでは、運営組織が異なっています。MICSは、銀行ATMをつなぐ相互接続ネットワークであり、都市銀行や地方銀行、信託銀行など9業態の民間金融機関によって運営されています。一方、コンビニATMは、セブン銀行やイオン銀行等、商業施設と連携したサービスを行っている新たな形態の銀行や、ATM運営会社によって運営されています。

そのため、MICSとコンビニATMでは、利用可能な金融機関も異なります。MICSで取引ができるのは、「MICS提携金融機関」と呼ばれるMICS接続銀行に限られます。これに対し、コンビニATMは、MICS提携金融機関に加え、インターネット専業銀行やゆうちょ銀行も、取引金融機関としています。また、コンビニATMでは、上記の銀行カードだけでなく、証券カードやクレジットカードでの利用も可能となっています。

さらに、MICSとコンビニATMでは、利用可能サービスも異なっています。MICSで利用できるサービスは、残高照会と出金、そして振込時の受取人の口座確認の三つです。利用可能な時間は、平日で午前8時から午後9時まで、土・日・祝日は午前9時から午後5時までとなっています。

一方、コンビニATMでは、残高照会と出入金、カード振込、ローン取引、カードの暗証番号変更など、ほとんどの銀行取引を行うことが可能です。さらに、利用可能な時間も、コンビニの営業時間と同じく、平日はもちろん土・日・祝日でも24時間利用することができます。

さらに、MICSとコンビニATMでは、利用手数料も異なります。MICS利用の際には、基本的に、それぞれの提携金融機関が定めた利用手数料を支払う必要があります。これに対し、コンビニATMは、利用銀行や利用時間帯、預金残高等の銀行の取引状況によっては、手数料が無料になる場合があります。

このように、MICSとコンビニATMを比較した場合、取引金融機関の種類や、取引サービス内容、利用手数料、全ての面において、MICSよりもコンビニATMの方が優っていると言わざるを得ません。そして、こうした顧客利便性の差が、MICSの取引状況の減少を招いているのだと思われます。

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