銀行の定期預金の上手な活用法は、特別金利キャンペーンを狙って預け入れることです。各銀行の口座は事前に開設しておいて、キャンペーンが出揃うのをギリギリまで待ち、いちばん高金利な銀行に預けるのがおすすめです。シンプルですが、定期預金がうまく活用できます。
銀行の定期預金の金利を、1年もので比較した結果です。(2008年11月21日現在)
1年ものを選んだのは、短期の1年ものならインフレ・リスクにも負けないことが、過去のデータから明確になっているからです。
| 預金額/順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
| 10〜100万未満 | スルガNetbank (0.690%) | 住信SBI (0.606%) | ソニー銀行 (0.554%) | ジャパンネット (0.540%) | イーバンク (0.530%) |
| 100〜300万未満 | 新生銀行 (1.100%) | オリックス信託 (0.900%) | スルガNetbank (0.690%) | 住信SBI (0.616%) | ソニー銀行 (0.569%) |
| 300〜500万未満 | オリックス信託 (1.200%) | 新生銀行 (1.100%) | スルガNetbank (0.740%) | 住信SBI (0.626%) | ソニー銀行 (0.584%) |
| 500〜1000万未満 | 新生銀行 (1.200%) | オリックス信託 (1.200%) | スルガNetbank (0.740%) | 住信SBI (0.626%) | ソニー銀行 (0.584%) |
| 1000万以上 | 新生銀行 (1.200%) | オリックス信託 (1.200%) | スルガNetbank (0.740%) | 住信SBI (0.636%) | ソニー銀行 (0.604%) |
大手の都市銀行をふくめた全国平均(およそ0.35%)に比べると、やはりインターネット銀行が高金利です。とりわけ、金融危機にもかかわらず、逆に金利をあげている 新生銀行(キャンペーン中) に注目です。
預金額が100万円未満なら年0.350〜0.400%と平凡です。ところが、100万以上になると「実りの特別円定期」が利用できて、年1.1%〜1.2%とかなりの高金利になります。
キャンペーン期間は、2009年1月31日(金) 21:00までです。
※ 預入の際に「パワーダイレクト円定期預金100」を選ぶと適用されます。
新生銀行、セブン銀行のATMなら、24時間365日いつでも無料です。ゆうちょ銀行などの提携ATMの場合は、手数料が後日キャッシュバックされるので、実質無料です。
→ 新生銀行は、こんな人におすすめ
この冬、一番の高金利を探していて、その恩恵を受けたい人。また、ATM手数料の無料を重視する人。
目的別口座が作れる、大変に人気のネットバンクです。
最大5つまで、目的に応じた好きな名前の口座を作れます(教育用、ハワイ旅行、結婚資金、老後用、自己啓発など)。
セブン銀行、ゆうちょ銀行、ローソンのATMが手数料無料、他行宛の振込も月3回まで無料。利便性は抜群。
→ 住信SBIネット銀行は、こんな人におすすめ
口座を分けて、目的別に自分の資産管理をしたい人。また、便利な普段使いのネットバンクを探している人。
シンプルな商品設計と無店舗経営で、高金利を実現しています。
ダイレクト預金とeダイレクト預金(インターネット取引専用の預金)があり、「eダイレクト預金」がとりわけ高金利です。
他の金融機関あての振込が、月2回までは無料(月3回以降は1回につき420円が必要です)。
→ オリックス信託銀行は、こんな人におすすめ
商品の定期預金がびっくりするほどシンプルで、かつ高金利。
迷ったり、悩んだりすることのない、凄く分かりやすい定期預金で、かつ高金利なものを望む人。
スルガ銀行Netbank支店は、ネット証券ユーザーへの利便性が大きいです。以下の7つの証券会社への入金が無料です。
・ジョインベスト証券、松井証券、野村證券
・オリックス證券、マネックス證券
・ETRADE JAPAN、kabu.com
また、スペシャルギフト付き定期預金が好評を博しています。
これは毎月抽選で、VISAギフトカードが当るものです。
→ スルガ銀行Netbank支店は、こんな人におすすめ
ネット証券ユーザー。銀行口座から即時に資金移動をして、投資チャンスを確実につかみたい人。
キャンペーン金利ではないのですが、日常的に高金利です。
口座維持手数料は無料です。ATM手数料はかさみがちですが、給与振込口座に指定すれば、他行への振込手数料が月3回まで無料になります。
ゴールドラッシュプログラムにより、自分のイーバンク口座に他の金融機関から振込があると、その件数に応じて現金がプレゼントされます。
意外に見逃せないのが、イーバンク口座同士なら振込手数料が無料な点です。ネット通販などでは、振込先がイーバンク口座になっていることが多いので、長い目で見るとけっこう得をします(口座数は日本一)。
→ イーバンク銀行は、こんな人におすすめ
給与振込など他の銀行からの振込が多い人。また日本一の口座数(270万口座)なので、便利なことが多いのも事実。とりあえず開設したいです。
キャンペーン金利は高かったのですが、すでにそのキャンペーンも終わり、通常の金利です。
ATMの引出しは、セブン銀行のATMが無料です。またゆうちょ銀行、三井住友銀行などの提携ATMは、月に4回まで引き出しが無料です。預け入れは、提携ATMがいつでも無料で使えます。
1米ドル当たり25銭など、外貨の為替コストが一般の銀行に比べて安いです。また外貨預金の残高が所定の条件を満たすと、通常よりも高い金利、低い為替コストで利用できる外貨預金優遇制度があります。
→ ソニー銀行は、こんな人におすすめ
外貨の運用をする人、外貨の運用を考えている人。
日本で最初のインターネット銀行です。財務の健全性をうたっており、株主にはヤフー株式会社も名を連ねています。
・Yahoo!ポイントを現金に交換できる唯一の銀行
・Yahoo!ネットバンキングのサービス利用料が無料
・ヤフオクの代金の支払い・請求が簡単
口座維持手数料が月に189円かかりますが、預金平均残高が10万円以上の場合は無料になります。
→ ジャパンネット銀行は、こんな人におすすめ
預金平均残高の10万円を保って、口座維持手数料を無料にできる人。
ヤフー利用者にとっての利便性が高いので、ヤフーをよく利用する人。
・ネットバンクの定期預金の中でも、今は新生銀行が一番の高金利。
・定期預金は、金利が上乗せされるキャンペーンを活用するとお得。
・繁忙期の口座開設は時間がかかるので要注意(1ヶ月など)。
・主だった銀行の口座はあらかじめ開設しておき、キャンペーンを待つぐらいが確実。
・インフレや金利上昇のリスクにも対応できるので、半年や1年などの短期の定期預金を選びたい。
・中途解約で超低金利が適用される事があるので(イーバンクなど)、条件は必ず確認する。
・情報は頻繁に変わるので、必ず銀行の公式サイトで詳細を確かめること。