円高と円安

円高と円安についてお話しする前に、円にまつわることを指摘しておきます。普段の日常生活で欠かせないものがお金です。お金は生活の中で欠かせないものですが、最近は円安と円高に関して、「円」の相場次第で企業の利益が何億円も変わるという事象が目の当たりにされています。

その一例がアベノミクスです。安倍晋三第二次内閣においてアベノミクスという言葉が一気に広がりました。安倍晋三内閣が掲げる三本の矢に代表される経済政策は、日本経済を円安に導いたとアナリストから好意的に迎えられました。それ以前の円高が異常だったとも言われています。

日常での買い物において円はなくてはならないものですが、世界中でも円は利用されています。しかし円の歴史をひも解くと意外に浅く、円が生まれたのは明治時代にさかのぼります。

1871年(明治4年)には、日本で最初の近代的な通貨制度である「新貨条例」が制定されました。これ以前は、単位が両や文のお金が流通していたのは、ご存知の通りです。当時は英ポンドを中心に一般的になっていた金本位体制を日本でも採り入れて、金1円の金含有量が1ドル金貨とほぼ同量だったことから、ドルと円の交換レートは1ドル1円に決められました。これは途轍もない円高です。

お金の単位は日本では円、米国ならば米ドルです。基本的に国内においては自国で発行した通貨以外は使えません。そのため他国で買い物をする場合には、通貨の交換所で買い物をする国の通貨に交換しておく必要があります。

この取引で使われる交換比率(レート)が為替レートと呼ばれるものです。例えば、1ドル=100円という場合は、米ドルの1ドル当たり100円の日本円と交換できるということです。

現在、多くの国で変動相場制が採用されていて、為替レートは両国間の様々な要因で絶えず変動していますが、これを単純化すると価値の高い通貨ほどレートも高くなります。その中で円は海外の投資家などの間では安定した通貨とされており、円安に振れたと言っても1ドル100円のあたりを行ったり来たりしていて、まだ円高基調なのは変わっていません。

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