欧州石炭鉄鋼共同体とは何だろう

第二次世界大戦が終結するまで、世界は3つの主義思想が争っていました。

帝国主義の敗北

このように、ヨーロッパ諸国が統合しようと言う機運が高まってくる中で、第二次世界大戦によって起こった主義思想の対立が激化します。そもそも、第二次世界大戦が終結するまで、世界には大きく分けて3つの主義思想が勢力を争っていました。帝国主義(軍国主義)と自由主義(資本主義)と共産主義です。帝国主義は後から植民地争奪戦に加わったドイツやイタリア、そして、日本で台頭しました。自由主義は早めに植民地争奪をした国々を中心に広がっていました。これはやはり、歴史的経緯の問題なのかもしれません。

 

元々、いえ、今もイギリスはそうですが、王政の国です。これはドイツもイタリアも同じです。日本は天皇制ではありますが、言ってみれば王政みたいなものです。早めに植民地を獲得した国は、経済活動が活発になり、従来のような王政では、自分たちの利益が最大化できないと言う不満が起こってきました。イギリスでは名誉革命などがあり、国王の権限が非常に弱められました。

しかし、後から植民地争奪戦に参加した国々は、ようやく近代化を推し進めるわけですから、トップダウンで国家を動かす必要があります。ここで都合がよかったのが帝国主義だと言えます。

皆さんがご存知の通り、第二次世界大戦の終結によって、帝国主義は破れました。自由主義と共産主義はともに手を取って帝国主義と闘い勝利したのです。そして、その戦争が終わると、今度は自由主義と共産主義の戦いが始まるわけです。ヨーロッパも、西欧と東欧に分かれることとなってしまいました。

それでもヨーロッパの人々の統合への意識は強く、欧州石炭鉄鋼共同体を設立していくことになります。

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