定期預金の担保貸付

定期預金の担保貸付

定期預金の担保貸付とは、定期預金口座に預け入れをしている定期預金を担保にしてお金を借りることです。

金融機関によって違いはありますが、定期預金残高の80%から90%程度、そして定期預金の約定金利に0.5%を上乗せする程度の低金利でお金が借りられます。

定期預金の担保貸付とは?

定期預金の担保貸付とは?

定期預金を解約したくはないけれど、どうしてもお金が必要だという時に定期預金を担保に一時的にお金を貸してくれる「担保貸付」という仕組みがあります。

借り入れの条件は「定期預金口座に預け入れをしていること」それだけです。

急な出費ができてしまったものの、親戚や友人からお金を借りたり、カードローンなどでお金を借りることに抵抗がある方は、ぜひ理解をしておきたいです。

定期預金が融資の担保になる

定期預金が融資の担保になる

例えば無担保で融資をしてくれるカードローンなどでは、担保をとらない代わりに高金利が適用されているので高い利息を支払わなければなりません。

しかし定期預金の担保貸付では、自分が預け入れた定期預金がそのまま融資の担保となるので、低い金利でお金が借りられます。

借りられる金額の上限

借りられる金額の上限

いくら位のお金を借りられるかについては金融機関によって多少の違いはありますが、およそ定期預金残高の80%から90%程度、金額は200万円程度を上限としています。

しかし、自分の定期預金が担保になるとはいっても借金をするのですから、当然、利息がかかることを忘れてはいけません。

定期預金の種類

定期預金の種類

では、定期預金を担保にしてお金を借りるにはどうすればよいのでしょうか?

まず定期預金には、証書式と通帳式の2つの定期預金があります。

また通帳式の定期預金にも、定期預金専用通帳と定期預金口座が総合口座通帳に組み入れられているものがあります。

証書式や定期預金専用通帳などの場合

証書式や定期預金専用通帳などの場合

証書式や定期預金専用通帳などの定期預金の場合なら、窓口に証書や通帳、届出印、本人確認書類などを持参して、担保貸付の手続きをします。

通常は払い戻し請求書などの所定の書類に捺印の上、証書や通帳を所定の書類と共に金融機関に提出します。

総合口座通帳に定期預金口座がある場合

総合口座通帳に定期預金口座がある場合

総合口座通帳に定期預金口座がある場合なら、最初から自動貸越機能が付帯されています。

ですので、普通預金が残高不足になると自動借入できる仕組みになっています。

また普通預金口座の残高が足りなくても、残高がある時と同じようにお金を下ろせます。

自動貸越機能の例

自動貸越機能の例

例えば、普通口座預金の残高が1万円、定期預金に10万円の残高があれば、普通預金口座から3万円引出すことができます。

その場合は、普通預金の不足分の2万円は定期預金口座の10万円から充当されます。

普通預金通帳には、2万円分の不足として明細にマイナス表記がなされます。

定期預金の担保貸付の返済

定期預金の担保貸付の返済

そして定期預金の担保貸付で借り入れたお金は、どのようにして返済すればよいのでしょうか?

総合口座の定期預金ではなく、定期預金証書や定期預金専用通帳の定期預金を担保として借り入れをした場合には、返済日と返済回数が決められます。

返済方法を指定口座からの自動引き落としにすれば、その口座に入金しておくだけで返済が済みます。

担保貸付の返済の完了

担保貸付の返済の完了

しかし、借り入れたお金は定期預金の満期日までには返済が完了していなければなりません。

また、返済が完了するまでは定期預金の解約はできません。

定期預金が総合口座通帳に組み入れられている場合なら、マイナス表記になっている普通口座の残高がゼロ円になるまで、普通口座に入金をすることで返済は完了します。

担保貸付の別名

担保貸付の別名

定期預金証書や定期預金通帳の場合と比べて、総合口座通帳での担保貸付の方がはるかに手続きは簡単です。

担保貸付は金融機関によっては、「自動貸付」「口座貸越」「当座貸越」「自動融資」などとも呼ばれます。

また、ゆうちょ銀行では「貯金担保自動貸付け」という名称がつけられていますが、仕組みとしてはどれも変わりはありません。

定期預金の担保貸付のメリット

定期預金の担保貸付のメリット

定期預金の担保貸付のメリットは、定期預金を解約することなく、その定期預金を担保にしてお金を借りられることです。

お金が必要だからと満期が来る前に定期預金を解約してしまえば、せっかく高い金利を期待して定期預金に預け入れをしていたのに、普通預金並みの利息しかもらえません。

さらに無担保で借りられる銀行や消費者金融のカードローンなどは大変高金利ですが、定期預金の担保貸付であれば定期預金の約定金利に0.5%上乗せする程度の低金利でお金を借りられます。しかも他の様々なローンと異なって、煩わしい審査もありません。

定期預金の担保貸付のデメリット

定期預金の担保貸付のデメリット

そして、定期預金の担保貸付のデメリットは、総合口座の定期預金が担保になっている場合だと、自分でも気が付かないうちに貸越してしまう可能性があることです。

貸越しに気付かないことがないように、定期的に通帳の記帳をすることが大切です。

定期預金の担保貸付の返済期限

定期預金の担保貸付の返済期限

また、定期預金の担保貸付の返済期限は担保になっている定期預金の満期日までです。

満期日までに返済が完了していない場合には、未返済分の金額は定期預金の元本と利息を足した満期額から差し引かれます。

それでは長い間定期預金に預け入れることで得られた利息が相殺されますし、場合によっては元本を下回ってしまうことすらあり得ます。

担保貸付は一時的な借り入れ

保貸付は一時的な借り入れ

定期預金の担保貸付を利用してお金を借りれば、他の方法よりも手軽に低金利で借り入れできます。

しかし借り入れ金額が大きくなったり、借り入れが長期間に及ぶと、利息の負担が大きくなってしまいます。

担保貸付は低金利とはいっても、定期預金から得られる金利よりは高いのですから、結果的に定期預金を解約してそのお金をあてた方が負担が少ないこともありえます。

「定期預金の担保貸付はあくまでも一時的な借り入れである」と認識することが大切です。

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