北陸銀行は、富山県富山市に本店を置く地方銀行です。富山県・石川県・福井県の北陸三県を中心に、北海道、東京都、神奈川県、新潟県、長野県、愛知県、岐阜県、京都府、大阪府などにも店舗網を持つ、全国でも営業地域の広い地方銀行です。
北海道銀行とともに、ほくほくフィナンシャルグループを構成しています。北陸地域に生活圏や事業基盤がある人だけでなく、北陸と北海道・三大都市圏を行き来する個人や企業にとっても利用しやすい銀行です。
北陸銀行の定期預金は、短期から最長10年まで預入期間を選べることが特徴です。一方で、長期間の定期預金は途中で金利が上昇した場合に乗り換えにくくなるため、金利だけでなく預入期間も慎重に決める必要があります。
このページでは、北陸銀行の定期預金、ATM・振込手数料、インターネットバンキング、預金保険制度、利用するメリットと注意点を解説します。
※掲載内容は2026年7月30日時点で確認した情報です。金利・手数料・商品内容は変更されることがあります。利用前に北陸銀行の公式サイトで最新情報をご確認ください。
北陸銀行の代表的な定期預金は、「スーパー定期」「スーパー定期300」「大口定期預金」です。2026年7月30日時点で公式サイトに掲載されている店頭表示金利は、次のとおりです。
| 預入期間 | スーパー定期 300万円未満 |
スーパー定期300 300万円以上 |
大口定期預金 1,000万円以上 |
|---|---|---|---|
| 1か月 | 年0.375% | 年0.375% | 年0.375% |
| 3か月 | 年0.375% | 年0.375% | 年0.375% |
| 6か月 | 年0.375% | 年0.375% | 年0.375% |
| 1年 | 年0.400% | 年0.400% | 年0.400% |
| 2年 | 年0.500% | 年0.500% | 年0.500% |
| 3年 | 年0.600% | 年0.600% | 年0.600% |
| 4年 | 年0.650% | 年0.650% | 年0.650% |
| 5年 | 年0.700% | 年0.700% | 年0.700% |
| 7年 | 年0.800% | 年0.800% | 年0.800% |
| 10年 | 年0.900% | 年0.900% | 年0.900% |
※金利は税引前です。利息には原則として20.315%の税金がかかります。最新金利は北陸銀行の預金商品利率一覧でご確認ください。
現在の金利体系では、預入金額が300万円以上または1,000万円以上になっても、同じ預入期間であれば店頭表示金利は原則として同水準です。そのため、預入金額だけで商品を選ぶのではなく、最低預入金額、預入期間、満期時の取扱いなどを確認して選びましょう。
スーパー定期は、北陸銀行の標準的な定期預金です。1円から預け入れることができ、預入期間は1か月から10年まで選択できます。300万円以上を預ける場合は「スーパー定期300」の扱いになります。
満期時の取扱いは、元金だけを自動継続して利息を受け取る「元金自動継続」と、元金と利息を合わせて継続する「元利自動継続」などから選べます。利息も含めて長期的に運用したい場合は、元利自動継続が分かりやすい方法です。
ただし、自動継続後の金利は、当初の金利ではなく継続日の店頭表示金利が適用されます。満期が近づいたら、他の銀行の定期預金や個人向け国債などとも比較することをおすすめします。
大口定期預金は、1,000万円以上のまとまった資金を預ける人向けの商品です。預入期間は1か月から10年まで用意されています。
1,000万円を超える資金を預ける場合に注意したいのが預金保険制度です。北陸銀行にある普通預金や定期預金などの一般預金は、1金融機関につき預金者1人当たり元本1,000万円までと、その利息が保護の対象です。
北陸銀行だけに1,000万円を大きく超える資金を預ける場合、保護上限を超える部分は全額保護されるとは限りません。安全性を重視するなら、複数の金融機関に分散する方法も検討しましょう。
北陸銀行では7年・10年の長期定期預金も選べます。預入期間が長いほど金利は高く設定されていますが、長期で固定すると、将来さらに市場金利が上がった場合でも、その恩恵を受けにくくなります。
途中解約をすると、当初の約定金利ではなく、所定の中途解約利率が適用されるのが一般的です。数年以内に使う可能性がある資金は長期定期にまとめず、1年・2年などに分ける、満期時期をずらす、普通預金を一定額残すといった方法が現実的です。
北陸銀行では、スマートフォン向けの「北陸銀行ポータルアプリ」と、個人向けインターネットバンキング「ほくぎんダイレクトA」を提供しています。
口座残高や入出金明細の確認、振込などを来店せずに行えるため、北陸銀行を日常のメインバンクとして使う人には便利です。定期預金や積立定期預金の一部手続きもオンラインで行えますが、対象口座や取扱条件は手続きごとに異なります。
振込を行うときは、ワンタイムパスワードなどの認証設定を行い、不審なメールやSMSに記載されたリンクからログインしないようにしてください。
北陸銀行は、2026年に個人利用者向けの手数料無料化を拡大しました。北陸銀行ATMでは入出金手数料が無料です。また、対象となるコンビニATMの出金は月5回まで無料、北陸銀行ポータルアプリ・ほくぎんダイレクトAからの他行宛て振込は月5回まで無料とされています。
対象となるコンビニATMは、セブン銀行、ローソン銀行、イーネットです。設置場所や取引内容によって対象外になる場合があり、無料回数を超えた後は所定の手数料がかかります。
「ほくぎんポイント倶楽部」は廃止され、現在は取引ポイントにかかわらず利用できる手数料優遇へ変更されています。手数料や無料条件は変更される場合があるため、最新の手数料表をご確認ください。
※最新の無料条件・対象時間・対象ATMは北陸銀行「手数料だれでも0円」をご確認ください。
北陸銀行の主なメリットは、北陸三県で店舗とATMを利用しやすいこと、地方銀行としては営業地域が広いこと、短期から10年まで定期預金の期間を選べることです。
給与振込、公共料金の引き落とし、住宅ローン、資産運用などを一つの銀行にまとめたい人にとっては、対面店舗とオンラインサービスの両方を利用できる点も便利です。
2026年からは、北陸銀行ATM、コンビニATM、アプリ・ダイレクトAでの振込に関する無料化が拡大され、日常の資金移動にかかるコストも抑えやすくなりました。
北陸銀行の定期預金金利が、常に全国最高水準とは限りません。インターネット銀行や期間限定キャンペーンの定期預金では、より高い金利が提示されることがあります。
また、長期定期預金は金利が高い一方、資金が長期間固定されます。定期預金へ預ける前に、生活費、緊急予備資金、数年以内に使う予定のある資金を分けておきましょう。
手数料無料サービスにも回数や対象ATMなどの条件があります。「完全に無条件で何回でも無料」という意味ではないため、利用前の確認が必要です。
北陸銀行は、次のような人に向いています。
反対に、店舗を使う予定がなく、定期預金の金利だけを最優先する場合は、全国のインターネット銀行や他の地方銀行のキャンペーン金利も比較したほうがよいでしょう。
北陸銀行は、北陸三県を中心に利用しやすく、預入期間を幅広く選べる地方銀行です。特に、日常の決済口座と定期預金を同じ銀行で管理したい人には使いやすいでしょう。
ただし、定期預金は金利の高さだけで決めず、預入期間、途中解約の可能性、預金保険制度、他行との金利差を確認することが重要です。長期定期へ一度に全額を預けるのではなく、満期を分散させる方法も検討してください。
北陸銀行に預けることを決めている場合でも、預入直前に公式サイトの最新金利とキャンペーン情報を確認しましょう。
| 銀行名 | 株式会社北陸銀行 |
|---|---|
| 金融機関コード | 0144 |
| 設立 | 1943年7月31日(創業1877年) |
| 本店所在地 | 〒930-8637 富山県富山市堤町通り1丁目2番26号 |
| 代表電話 | 076-423-7111 |
| 資本金 | 1,404億円 |
| 店舗数 | 国内188拠点、海外6拠点 |
| 所属グループ | ほくほくフィナンシャルグループ |
| 公式サイト | 北陸銀行公式サイト |
※店舗数などは北陸銀行が公表している2025年6月末時点の情報を基にしています。
