中国銀行(ちゅうぎん)

中国銀行(ちゅうぎん)

中国銀行は、岡山県岡山市に本店を置く地方銀行です。「ちゅうぎん」の愛称で親しまれており、岡山県を中心に、広島県、香川県、兵庫県など中国・四国地方で幅広く営業しています。

銀行名に「中国」とありますが、中華人民共和国の銀行ではありません。ここでいう「中国」は、日本の中国地方を意味します。中国銀行は、1878年に創立された第八十六国立銀行を源流とする歴史の長い銀行です。

2022年10月には持株会社「ちゅうぎんフィナンシャルグループ」が設立され、中国銀行は同グループの中核銀行となりました。現在は銀行業務に加え、グループ各社を通じて証券、リース、資産運用、コンサルティングなど幅広いサービスを提供しています。

中国銀行の主な特徴

中国銀行は、岡山県内で強い営業基盤を持つ地方銀行です。個人向けには普通預金、定期預金、住宅ローン、カードローン、投資信託、保険などを提供しています。

法人・事業者向けには、融資だけでなく、事業承継、M&A、販路開拓、経営改善、海外進出、デジタル化などの支援にも取り組んでいます。

2025年9月末時点の公式情報では、国内外を合わせて136か店を展開しています。このほか、店舗内店舗方式の支店、インターネット支店、国内外の事務所も設けています。

中国銀行の定期預金

中国銀行では、一般的な「スーパー定期」や、1,000万円以上を預け入れる「大口定期預金」などを取り扱っています。

スーパー定期は、1か月以上5年以内および10年の預入期間から選択できます。預入期間中は、原則として預入時の金利が満期まで適用されます。

大口定期預金は、1,000万円以上のまとまった資金を預けるための商品です。ただし、預金保険制度で保護される一般預金等は、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息です。1,000万円を超える金額を預ける場合は、保護範囲を理解したうえで利用しましょう。

中国銀行は2026年2月2日から円定期預金金利を引き上げています。ただし、金利は金融情勢によって変更されるため、実際に預け入れる前に必ず最新の金利を確認してください。

定期預金を利用するときの注意点

定期預金は、普通預金より高い金利が設定される一方、原則として満期まで引き出さないことを前提とする商品です。

満期前に中途解約すると、契約時の金利ではなく、所定の中途解約利率が適用されます。そのため、近いうちに使う予定のある生活資金や緊急予備資金まで、長期間の定期預金へ預けるのは避けた方が安心です。

自動継続型の定期預金では、満期日にその時点の金利で継続されます。最初に預けたときの金利が、その後もずっと続くわけではありません。満期が近づいたら、他行の定期預金や個人向け国債なども含めて比較するとよいでしょう。

インターネット支店「晴れの国支店」

中国銀行には、インターネット専用支店の「晴れの国支店」があります。店舗へ出向かずに利用しやすく、時期によってはインターネット支店専用の定期預金キャンペーンが実施されることがあります。

ただし、キャンペーン金利には、預入期間、預入金額、対象者、申込期間などの条件が設けられます。「通常金利より高い」という点だけで判断せず、満期後の取扱い、自動継続の有無、中途解約時の条件も確認してください。

ATMとインターネットバンキング

中国銀行のキャッシュカードは、中国銀行ATMのほか、セブン銀行、ローソン銀行、イーネットなどのコンビニATMでも利用できます。

コンビニATMは利用時間帯に応じて手数料がかかります。2026年時点の公式案内では、平日8時45分から18時までは110円、それ以外の時間帯は220円が基本です。ただし、取引内容やサービスの優遇条件などによって異なる場合があります。

また、百十四銀行など一部の金融機関とはATM利用手数料の相互無料化提携があります。対象となる時間帯や取引は限定されるため、利用前に確認してください。

個人向けインターネットバンキングやスマートフォンアプリを利用すれば、残高照会、振込、定期預金の取引などをオンラインで行えます。

預金保険制度の対象

中国銀行は預金保険制度の対象金融機関です。

利息の付く普通預金や定期預金などの一般預金等は、1金融機関につき預金者1人あたり、元本1,000万円までとその利息が保護されます。

当座預金や利息の付かない普通預金など、決済用預金の3要件を満たす預金は全額保護されます。一方、外貨預金などは預金保険制度の対象外です。

中国銀行に1,000万円を超える預金を置く場合は、他の金融機関へ分散する方法も検討しましょう。

中国銀行が向いている人

中国銀行は、岡山県や近隣地域に住み、店舗や自行ATMを日常的に利用する人に向いています。

給与振込、公共料金の口座振替、住宅ローン、資産運用などを一つの銀行へまとめたい人にとっても、選択肢の一つになります。

一方、定期預金の金利だけを最優先する場合は、中国銀行だけでなく、ネット銀行、信用金庫、他の地方銀行のキャンペーン金利も比較した方が有利な預け先を見つけやすくなります。

中国銀行の基本情報

銀行名:株式会社中国銀行

本店所在地:〒700-8628 岡山県岡山市北区丸の内1-15-20

代表電話:086-223-3111

資本金:151億円

前身銀行創立:1878年12月9日

創立:1930年12月21日

金融機関コード:0168

SWIFTコード:CHGKJPJZ

持株会社:株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ

よくある質問

Q.中国銀行は中国の銀行ですか?

A.いいえ。岡山県岡山市に本店を置く日本の地方銀行です。銀行名の「中国」は、日本の中国地方を意味します。

Q.中国銀行の銀行コードは何番ですか?

A.金融機関コードは「0168」です。支店ごとの店番号は別に定められています。

Q.中国銀行にはネット支店がありますか?

A.はい。「晴れの国支店」というインターネット支店があります。

Q.中国銀行の定期預金は元本保証ですか?

A.円定期預金は原則として元本が保証されます。ただし、中途解約すると所定の中途解約利率が適用されます。また、預金保険制度による保護には上限があります。

Q.中国銀行に1,000万円以上預けても安全ですか?

A.1,000万円を超える預金も可能ですが、預金保険制度で保護される一般預金等は、1金融機関につき元本1,000万円までとその利息です。保護範囲を重視する場合は、複数の金融機関へ分散する方法があります。

Q.中国銀行の定期預金金利は高いですか?

A.金利は時期、預入期間、商品、キャンペーンによって変わります。中国銀行だけでなく、ネット銀行や他の地方銀行とも比較して判断しましょう。

まとめ

中国銀行は、岡山県を中心に強い営業基盤を持つ地方銀行です。地域内の店舗やATMを利用しやすく、預金、ローン、資産運用などをまとめて利用できる点が特徴です。

定期預金を選ぶ際は、表示金利だけでなく、預入期間、中途解約条件、自動継続後の金利、預金保険制度の保護範囲まで確認することが大切です。

最新の金利は変動するため、預入前には中国銀行の公式サイトで必ず確認してください。

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