東京スター銀行は、2001年6月に営業を開始した第二地方銀行です。本店は東京都港区赤坂にあり、実店舗での相談サービスと、インターネットバンキングを利用した全国向けのサービスを組み合わせている点に特徴があります。
銀行名に「東京」と付いていますが、東京都内の利用者だけを対象にした銀行ではありません。スターワン口座を開設すれば、普通預金、定期預金、外貨預金、振込、各種口座振替などを利用でき、提携ATMとインターネットバンキングを通じて全国から取引できます。
東京スター銀行は、一般的な銀行よりも預金金利やキャンペーンに力を入れることが多く、金利を重視して預け先を選びたい人にとって有力な候補となる銀行です。
ただし、定期預金には通常の円定期預金だけでなく、満期日や受取通貨などに特約が付く「仕組み預金」もあります。金利の高さだけで判断せず、途中解約や元本の受け取り条件を確認してから利用することが重要です。
東京スター銀行は、1999年に経営破綻した東京相和銀行の営業基盤を引き継ぎ、2001年に営業を開始しました。2014年には台湾の大手銀行であるCTBC Bank(中國信託商業銀行)が全株式を取得しています。
外国銀行の子会社という位置付けではありますが、東京スター銀行は日本の銀行法に基づいて営業する日本の銀行です。円普通預金や円定期預金など、預金保険制度の対象となる預金は、他の国内銀行と同様に保護されます。
東京スター銀行は、ネット銀行のようにオンライン取引を中心に利用できる一方、主要都市には実店舗も設けています。対面で資産運用やローンなどを相談したい人と、自宅から預金を管理したい人の双方に対応しています。
インターネットバンキングの「東京スターダイレクト」では、残高照会、振込、定期預金の作成・解約などを行えます。店舗数は大手銀行より少ないため、日常的な取引ではインターネットや提携ATMを中心に使う銀行と考えると分かりやすいでしょう。
東京スター銀行には、日常の入出金に使うスターワン円普通預金、通常の円定期預金、インターネット限定の定期預金、積立定期預金、外貨預金、仕組み預金などがあります。
期間限定の特別金利や、新規口座開設者向けの優遇プランが実施されることもあります。キャンペーンは募集総額への到達や市場環境により早期終了・変更される場合があるため、預け入れ直前に公式サイトで適用条件と最新金利を確認してください。
スターワン円普通預金は、給与振込や年金受取など所定の条件を満たすことで、通常金利より高い優遇金利が適用される仕組みを採用しています。普通預金は金利が変動するため、現在の適用金利と優遇条件は公式サイトで確認する必要があります。
定期預金に固定する予定のない生活予備資金でも、条件を満たせば金利優遇を受けられる点は、東京スター銀行の大きな特徴です。
スターワン口座は、東京スター銀行で個人が利用する総合口座です。口座を開設すると、スターワン円普通預金を中心に、定期預金、外貨預金、振込、口座振替、キャッシュカード、インターネットバンキングなどのサービスを利用できます。
スターワン口座は通帳を発行しない口座です。残高や入出金明細は、インターネットバンキングやアプリなどで確認します。紙の通帳で管理したい人には向きませんが、オンラインで管理したい人には便利です。
東京スター銀行は、預入期間や利用経路によって複数の円定期預金を用意しています。代表的な商品には、スターワン円定期預金、インターネット限定のスターワン円定期預金プラス、新規口座開設者向けの優遇商品などがあります。
キャンペーン時には通常より高い特別金利が設定されることがありますが、対象者、最低預入金額、預入期間、申込経路、募集期間などの条件が定められています。また、満期後に自動継続した場合は、当初の特別金利ではなく、満期日時点の通常金利が適用されることがあります。
東京スター銀行の定期預金を検討する際は、次の点を確認しましょう。
詳しくは、東京スター銀行の定期預金で解説しています。
東京スター銀行は、比較的高い金利が設定される仕組み預金も扱っています。仕組み預金には、銀行の判断で満期日が繰り上がる商品や、為替相場によって満期時の受取通貨が外貨になる可能性のある商品があります。
仕組み預金は、原則として中途解約ができません。銀行が例外的に解約を認めた場合でも、大きな解約費用が発生し、元本割れする可能性があります。
名称に「定期預金」と付いていても、一般的な円定期預金と同じ商品ではありません。当面使う予定がない資金であっても、商品内容とリスクを十分に理解できない場合は、通常の円定期預金を選ぶほうが安全です。
スターワン口座のキャッシュカードは、ゆうちょ銀行、セブン銀行をはじめとする国内の提携金融機関ATMで利用できます。対象となるATM手数料は、合計月8回までキャッシュバックされ、実質無料となります。
ATM利用時には、いったん所定の手数料が普通預金口座から引き落とされます。その後、原則として翌月の第一銀行営業日にキャッシュバックされます。
ただし、キャッシュバック額には、手数料が発生した月の対象預金平均残高の10%という上限があります。また、ATMでの振込手数料はキャッシュバックの対象外です。口座残高が非常に少ない場合や、短期間に何度もATMを利用する場合は注意してください。
東京スターダイレクトは、東京スター銀行のインターネットバンキングです。パソコンやスマートフォンから、残高・明細の確認、振込、定期預金の取引などを行えます。
店舗が近くにない地域でも、多くの取引はオンラインで完結できます。その一方で、商品や手続きによっては店頭またはテレホンバンクでの対応となる場合があります。
東京スター銀行は日本の預金保険制度の対象金融機関です。利息の付く円普通預金や一般的な円定期預金などは、東京スター銀行にある他の対象預金と合算して、預金者1人あたり元本1,000万円までと、破綻日までの利息が保護されます。
決済用預金に該当する無利息・要求払い・決済サービスを提供できる預金は、一定の条件のもとで全額保護されます。一方、外貨預金は預金保険制度の対象外です。
仕組み預金は商品によって保護される範囲が異なる場合があります。特約部分による上乗せ利息や、満期時に外貨へ交換された後の預金は保護対象外となることがあるため、商品説明書で確認してください。
東京スター銀行は、普通預金や定期預金の金利を重視しながら、オンライン取引を中心に銀行を利用したい人に向いています。ATMを月8回以内で利用する人や、給与振込・年金受取による普通預金の優遇を活用できる人とも相性が良い銀行です。
反対に、全国各地の支店窓口を頻繁に利用したい人、紙の通帳で管理したい人、複雑な預金商品の条件を確認するのが負担に感じる人には、別の銀行のほうが使いやすい場合があります。
| 銀行名 | 株式会社東京スター銀行 |
|---|---|
| 英語名 | The Tokyo Star Bank, Limited |
| 創業 | 2001年6月11日 |
| 本店所在地 | 〒107-8480 東京都港区赤坂二丁目3番5号 |
| 資本金 | 260億円 |
| 本支店数 | 32店(インターネット支店、出張所を除く) |
| 銀行コード | 0526 |
| SWIFTコード | TSBKJPJT |
| 株主 | CTBC Bank(中國信託商業銀行) |
※会社概要は2026年3月末現在の公表情報を基準にしています。旧記事に掲載されていた銀行コード「8384」は東京スター銀行の銀行コードではないため、現在の「0526」へ修正しました。
株主は台湾のCTBC Bankですが、東京スター銀行自体は日本の銀行法に基づいて営業する日本の銀行です。
原則として、所定の条件を満たす国内居住者はインターネットなどから口座開設を申し込めます。年齢や本人確認方法、キャンペーンの対象条件は申込時に確認してください。
対象ATMの手数料は月8回までキャッシュバックされるため実質無料です。ただし、利用時にはいったん手数料が引き落とされ、キャッシュバック上限などの条件があります。
一般的な円定期預金は預金保険制度の対象です。ただし、仕組み預金や外貨預金は、通常の円定期預金とはリスクや保護範囲が異なります。
多くの場合、特別金利は初回の満期日までです。自動継続後は、満期日時点の通常の店頭表示金利が適用されることがあるため、満期時の取扱方法を確認してください。
東京スター銀行は、実店舗を持ちながら、ネット銀行に近い利便性と預金商品の充実を両立した第二地方銀行です。定期預金のキャンペーン、普通預金の優遇金利、月8回までのATM手数料キャッシュバックなど、預金者にとって魅力的なサービスがあります。
一方、店舗数の少なさ、通帳がないこと、キャンペーンの適用条件、仕組み預金のリスクには注意が必要です。金利だけでなく、預入期間、途中解約、満期後の金利、預金保険の対象範囲まで確認して、自分に合う商品を選びましょう。
金利、手数料、キャンペーン、商品内容は変更される場合があります。実際に口座開設や預け入れを行う際は、東京スター銀行の公式サイトで最新情報をご確認ください。
