auじぶん銀行は、普通預金・定期預金、ATM、振込、住宅ローン、au PAY・証券連携などに強みを持つネット銀行です。
一方、優遇条件が複雑で、スマートフォンや関連サービスをあまり使わない人には、十分なメリットを得にくい場合があります。
主なデメリットは、優遇条件を管理する必要があること、au・UQ mobileなどの利用状況で特典差が生じること、無料回数を超えるとATM・振込手数料がかかること、実店舗での対面手続きが限られることです。
| デメリット | 主な内容 |
|---|---|
| 優遇条件が複雑 | じぶんプラスの判定条件・特典内容を確認する必要がある |
| 関連サービスで特典差 | au・UQ mobile、au PAY、カード、証券等の利用で差が出る |
| 手数料がかかる場合 | ATM・他行振込の無料回数を超えると手数料が発生する |
| 実店舗が少ない | 基本的にアプリ・ウェブ・電話で手続きする |
| スマートフォン依存 | 認証・ATM・各種手続きでスマートフォンの重要性が高い |
| キャンペーンが期間限定 | 終了後は通常金利・通常条件へ戻る |
| 一部商品に元本割れリスク | 外貨預金・仕組預金・投資商品は円預金と異なる |
auじぶん銀行は、au以外の携帯電話利用者でも口座を開設し、普通預金、定期預金、ATM、振込などを利用できます。
「auユーザーでなければ口座を利用できない」「ほとんど特典がない」という一律の説明は正確ではありません。
ただし、au・UQ mobile、au PAY、au PAYカード、au IDなどとの連携を条件とする特典があるため、関連サービスを使わない人は一部の優遇を受けられません。
auじぶん銀行では、通信、決済、クレジットカード、証券などを組み合わせることで、普通預金金利、Pontaポイント、手数料、キャンペーン等の優遇を受けられる場合があります。
そのため、銀行単体で使う人と、KDDI系サービスをまとめて使う人では、実質的なメリットに差が出ます。
金利やポイントを上げるために、不要な通信プラン、クレジットカード、投資口座、ローンなどを契約すると、年会費・通信費・投資損失・借入利息が特典を上回る可能性があります。
特典額ではなく、関連サービスを含めた年間総費用で判断する必要があります。
じぶんプラスは、利用状況に応じてステージを判定し、ATM・他行振込手数料などを優遇する制度です。
預金残高、給与・年金受取、口座振替、au PAY、カード、証券、ローン等の利用状況が判定に関係するため、条件を把握しにくい場合があります。
ステージ条件・特典内容は改定されることがあるため、過去の無料回数をそのまま当てはめないでください。
ATM・他行振込手数料の無料回数は、会員ステージや利用条件によって決まります。
無料回数を使い切ると、利用するATM・振込先等に応じた手数料がかかります。
ATMや他行振込を頻繁に使う人は、自分が到達できるステージの無料回数で足りるかを確認しましょう。
auじぶん銀行は自社ATMを持たず、提携ATMを利用します。
セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行など、ATMによって利用可能時間・取扱業務・手数料条件が異なります。
硬貨の入出金や通帳記帳はできません。
auじぶん銀行はインターネット銀行であり、一般的な銀行のような有人支店網を持ちません。
口座開設、住所変更、振込、定期預金、カード再発行など、多くの手続きをアプリ・ウェブ・電話で行います。
対面で書類を見せながら相談したい人には、不便に感じられる場合があります。
ログイン認証、振込、スマホATM、各種変更手続きなどで、スマートフォンアプリを利用する場面が多くあります。
スマートフォンの故障・紛失・機種変更・通信障害が起きると、一時的に取引しにくくなる可能性があります。
新しいスマートフォンへ変更した場合、アプリ、認証、スマホATM等の再設定が必要になることがあります。
旧端末を処分する前に、登録電話番号、メールアドレス、ログイン情報、認証手順を確認してください。
不正送金防止のため、追加認証、利用制限、一定時間での操作終了などが行われる場合があります。
これは安全性を高める仕組みですが、入力に時間がかかる人や通信環境が不安定な人には、再操作の負担となる場合があります。
auじぶん銀行では、紙の通帳を発行しません。
残高・入出金明細はアプリ・ウェブで確認します。
税務、相続、家計管理、紛争対応などで取引履歴が必要になる可能性がある場合は、定期的に明細を保存してください。
キャッシュカードを紛失した場合は、直ちに利用停止手続きを行います。
再発行中は、一部ATM取引・認証手続きが利用しにくくなる場合があります。
auじぶん銀行は、預金、au PAY、カード、証券、外貨、ローン等のキャンペーンを多く実施します。
しかし、対象期間、口座開設日、エントリー、対象支店、最低預入額、au ID連携、新規資金など、条件が複数設定される場合があります。
定期預金等では、申込画面で対象キャンペーンを選択しなければ、特別金利が適用されない場合があります。
預入期間だけを選び、通常商品で確定しないよう注意してください。
募集総額に上限があるキャンペーンは、予定終了日前でも受付を終了する場合があります。
資金移動・口座開設を終えた時点で終了している可能性もあるため、申込画面で受付中か確認してください。
特別金利は、原則として当初の預入期間だけ適用されます。
自動継続後は、満期日時点の通常金利が適用されるのが一般的です。
高金利キャンペーンを利用した後は、満期時に金利を再確認する必要があります。
円定期預金を満期前に解約すると、キャンペーン金利・約定金利ではなく、中途解約利率が適用されます。
一般的な円定期預金では元本が減る仕組みではありませんが、受取利息が大幅に少なくなる場合があります。
au PAY、au PAYカード、証券、通信サービス等との連携による普通預金金利優遇は、条件を満たしている期間だけ適用されます。
対象サービスの解約、連携解除、判定漏れなどにより、優遇が終了する場合があります。
普通預金金利優遇・ポイント特典には、対象残高の上限が設定される場合があります。
預金全額へ同じ優遇が付くとは限りません。
外貨預金は、為替相場が円高へ動いた場合や、為替手数料の影響により、円換算した受取額が預入時の円貨額を下回る可能性があります。
高い外貨金利や現金特典だけで判断せず、為替変動・為替コストを含めて比較してください。
外貨預金は、預金保険制度の対象外です。
円普通預金・円定期預金と同じ保護を受けられるわけではありません。
仕組預金は、一般的な定期預金とは異なり、デリバティブ取引を組み込んだ商品です。
原則として中途解約できない、満期が延長される、やむを得ず解約すると大きな損失が出る可能性があります。
表示金利が高くても、一般的な円定期預金と同じ感覚で預けないでください。
証券口座との連携で金利・Pontaポイント等の特典を受けられる場合があります。
証券口座の開設自体と、株式・投資信託を購入することは別です。
投資商品は値下がりによって元本割れする可能性があります。
カードローンの新規契約・借入れで特典が付く場合があります。
借入利息が特典額を上回る可能性があるため、必要のない借入れをキャンペーン目的で行うべきではありません。
住宅ローンでは、au関連サービスとの連携による金利優遇が案内される場合があります。
金利だけでなく、事務手数料、団体信用生命保険、繰上返済、通信料金、カード年会費、借換費用を含めて比較してください。
使わない口座を放置すると、登録住所・電話番号が古くなり、本人確認・カード再発行・相続時の手続きが複雑になる可能性があります。
利用しない場合は、残高・口座振替・ローン・定期預金等を確認し、口座解約を検討します。
円普通預金・円定期預金などの対象預金は、預金保険制度で保護されます。
同じauじぶん銀行にある対象預金を合算し、預金者1人当たり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。
キャンペーン金利が高くても、1,000万円を超える部分まで同じように保護されるわけではありません。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 手数料 | 到達予定ステージのATM・振込無料回数 |
| 関連サービス | au ID、通信、au PAY、カード、証券の必要条件 |
| 預金金利 | 通常金利、優遇条件、対象残高上限 |
| キャンペーン | エントリー、終了日、募集総額、満期後金利 |
| 商品リスク | 外貨・仕組預金・投資商品の元本割れ |
| 操作環境 | スマートフォン、電話番号、認証方法 |
| 預金保険 | 対象預金の合計額が1,000万円を超えないか |
開設できます。普通預金、定期預金、ATM、振込などの基本サービスを利用できます。
一部の通信・決済・カード連携特典は受けられませんが、預金キャンペーンや基本サービスはau以外の人も利用できる場合があります。
無条件で常に無料ではありません。会員ステージ、利用ATM、無料回数によって異なります。
ありません。残高・明細はアプリ・ウェブで確認します。
原則として続きません。自動継続後は満期日時点の通常金利が適用されます。
為替変動・為替手数料によって元本割れする可能性があり、預金保険制度の対象外です。
同じではありません。中途解約が原則できない、満期が延長されるなどの特殊な条件があります。
auじぶん銀行は、au以外の利用者も使えるネット銀行ですが、関連サービスをまとめて使う人ほど特典を得やすい設計です。
デメリットは、優遇条件が複雑であること、無料回数を超えると手数料がかかること、実店舗・紙通帳がないこと、スマートフォンへの依存度が高いことです。
また、キャンペーンは期間限定で、外貨預金・仕組預金・投資商品には元本割れの可能性があります。自分が自然に満たせる条件だけを使い、年間費用・操作負担・商品リスクまで含めて判断しましょう。
