ひとくちに普通預金と言っても、金融機関やあずける金額によって金利は違います。そしてインターネット銀行の普通預金の金利は、メガバンクや地方銀行に比べると高めになっています。
一般に金融機関においては、普通預金の金利は定期預金の金利に比べると低いです。そして普通預金とは言っても、金融機関の種類や預金の金額によって金利は異なります。
たとえば、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行といった大手都市銀行の普通預金の金利は年0.001%です。そして、ゆうちょ銀行の普通預金の金利も同じく年0.001%で横並びです。さらに多くの地方銀行もこれらにならって、普通預金の金利を年0.001%に設定しています。
インターネット銀行は定期預金の金利が高めですが、普通預金の金利に関しては、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、東京スター銀行、セブン銀行では、普通預金の金利が年0.001%となっています。
そして、オリックス銀行は年0.01%、楽天銀行とSBJ銀行が年0.02%で、銀行によって開きがあるものの全体的に普通預金の金利は低いです。
同じグループ会社のネット銀行とネット証券を共に口座開設すると、ネット銀行の普通預金の金利が優遇される場合があります。たとえば、住信SBIネット銀行とSBI証券、楽天銀行と楽天証券などです。
住信SBIネット銀行の場合はSBIハイブリット預金と呼びますが、普通預金の金利が年0.001%から年0.010%に金利優遇されます。また、楽天銀行と楽天証券の場合はマネーブリッジと呼び、普通預金の金利が年0.02%から年0.10%に金利優遇されます。
(2024年3月1日現在)
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