メガバンクの金利

メガバンクの金利

メガバンクの預金金利は、普通預金、定期預金、預入期間、預入金額、支店・取引条件、キャンペーンによって異なります。

2026年7月時点では、三菱UFJ銀行と三井住友銀行の標準金利は、普通預金が年0.300%、1年定期が年0.400%、5年定期が年0.700%、10年定期が年0.900%です。

みずほ銀行も普通預金・定期預金の標準金利を公表していますが、インターネット支店、ポイントキャンペーン、相続金向け特別金利など、条件付きの金利・特典が加わる場合があります。

メガバンクの預金金利は、銀行の信用力だけで決まるものではありません。日本銀行の金融政策、市場金利、銀行の資金需要、他行との競争環境などによって変化するため、現在の金利水準を確認して比較することが重要です。

三大メガバンクの普通預金金利

銀行普通預金金利基準日・注意点
三菱UFJ銀行年0.3000%2026年7月8日現在・変動金利
三井住友銀行年0.300%2026年7月28日現在・標準金利
みずほ銀行公式金利表で確認変動金利・支店や商品で異なる場合あり

※金利は年率・税引前です。普通預金金利は変更されるため、必ず預入時点の公式情報をご確認ください。

三大メガバンクの定期預金金利比較

次の表は、2026年7月に公式確認できる三菱UFJ銀行・三井住友銀行の標準的な円定期預金金利です。

預入期間三菱UFJ銀行三井住友銀行
1ヵ月年0.3750%年0.375%
3ヵ月年0.3750%年0.375%
6ヵ月年0.3750%年0.375%
1年年0.4000%年0.400%
2年年0.5000%年0.500%
3年年0.6000%年0.600%
4年年0.6500%年0.650%
5年年0.7000%年0.700%
7年年0.8000%年0.800%
10年年0.9000%年0.900%

三菱UFJ銀行は2026年7月8日現在、三井住友銀行は2026年7月28日現在の税引前金利です。

この時点では、両行の標準金利は主要期間で同じ水準です。銀行名だけでなく、手数料、店舗、アプリ、満期取扱いを含めて比較する必要があります。

みずほ銀行の定期預金

みずほ銀行では、スーパー定期、大口定期預金、期日指定定期預金、積立定期預金などを取り扱っています。

2026年夏の公式キャンペーンでは、6ヵ月ものスーパー定期を対象に、通常利息に加えて、預入金額に応じたみずほポイントを進呈する仕組みが実施されています。

また、相続金向けには、所定条件を満たす3ヵ月もの定期預金へ年2.0%、積立投資信託の条件を満たす場合は最大年2.2%の特別金利が設定されています。

キャンペーン金利・ポイント特典は、対象資金、預入期間、最低金額、エントリー、中途解約などに条件があります。通常金利と分けて比較してください。

みずほ銀行の定期預金の詳しい解説はこちら

300万円以上でも金利が高いとは限らない

メガバンクの定期預金では、300万円未満をスーパー定期、300万円以上をスーパー定期300などと区分する場合があります。

しかし、2026年7月時点の三菱UFJ銀行・三井住友銀行では、300万円未満、300万円以上、1,000万円以上の大口定期が、主要期間で同じ標準金利となっています。

預入金額が大きければ自動的に高金利になるわけではありません。

大口定期預金

大口定期預金は、一般に1,000万円以上を一括して預ける自由金利型定期預金です。

銀行・金額・期間によっては個別条件が設定されますが、公表金利がスーパー定期と同じ場合もあります。

10億円以上などの大口資金は、店頭確認が必要になる銀行があります。

メガバンクの金利が決まる主な要因

預金金利は、銀行の信用力だけで決まるものではありません。

  • 日本銀行の金融政策
  • 短期・長期の市場金利
  • 銀行の貸出需要
  • 預金残高と資金調達の必要性
  • 他行との競争
  • 預金商品の期間・解約条件
  • キャンペーンによる資金獲得方針

日本銀行の金融政策との関係

普通預金や短期定期預金は、短期市場金利や日本銀行の政策金利の影響を受けやすい傾向があります。

長期定期預金は、国債利回りなど長期市場金利の影響も受けます。

政策金利が引き上げられれば預金金利が上がる可能性がありますが、引上げ時期・幅は銀行ごとに異なります。

預金金利は銀行にとって資金調達コスト

銀行は預金者から資金を預かり、融資・有価証券運用などに活用します。

預金金利は、預金者にとっては利息ですが、銀行にとっては資金調達コストです。

高い金利を設定すると預金を集めやすくなる一方、銀行が支払う利息も増えます。

信用力・利便性で預金が集まりやすい

メガバンクは、給与受取、口座振替、企業決済、店舗・ATM、アプリなどを通じて多くの預金を集めています。

金利だけでなく、生活口座としての利便性、知名度、法人取引、全国・海外のネットワークも預金獲得力につながります。

このため、ネット銀行のように高金利だけを前面に出さなくても預金が集まりやすい面があります。

「大規模だから金利を変えられない」は正確ではない

しかし、民間銀行は市場環境、収益、資金需要、競争などを踏まえて預金金利を決定します。

メガバンクも金融情勢に応じて預金金利を改定しており、低金利を維持し続けると断定することはできません。

普通預金と定期預金の違い

比較項目普通預金定期預金
金利変動金利預入時の固定金利が中心
引出し原則いつでも可能満期前解約で利息が減る
用途生活費・決済・予備資金満期まで使わない資金
利便性給与・口座振替に利用可能日常決済には使わない

長期定期預金の注意点

長期定期預金は、短期定期より高い金利が設定される場合があります。

一方、預入後に市場金利が上昇しても、固定金利型定期預金の金利は満期まで変わりません。

資金を一度に10年定期へ預けるのではなく、1年・3年・5年などへ分ける方法もあります。

中途解約

定期預金を満期前に解約すると、当初の約定金利ではなく、銀行所定の期限前解約利率が適用されます。

元本が減る一般的な仕組みではありませんが、受取利息が大きく少なくなる場合があります。

商品・預入期間によっては、期限前解約利率が0%となる場合もあります。

利息にかかる税金

個人の円預金利息には、原則として20.315%の源泉分離課税が行われます。

  • 所得税・復興特別所得税:15.315%
  • 地方税:5%

公式サイトの金利は、通常、税引前の年率です。

100万円を1年定期へ預けた場合

100万円を年0.400%の1年定期へ預けた場合、税引前利息は概算で4,000円です。

100万円×0.400%=4,000円

税率20.315%を差し引いた税引後利息は、概算で約3,187円です。

1,000万円を1年定期へ預けた場合

1,000万円を年0.400%の1年定期へ預けた場合、税引前利息は概算で4万円です。

1,000万円×0.400%=40,000円

税引後利息は、概算で約31,874円です。

実際の利息は、預入日数・端数処理によって異なります。

キャンペーン金利の見方

キャンペーンを比較する際は、表示金利だけでなく、次の条件を確認してください。

  • 対象者
  • 新規資金の定義
  • 最低・最高預入金額
  • 対象期間
  • 初回満期後の金利
  • エントリーの要否
  • 中途解約時の取扱い
  • 投資商品とのセット条件

ポイント特典は金利と分けて計算する

定期預金のキャンペーンには、金利を上乗せする方式と、預入金額に応じてポイント・現金を付与する方式があります。

ポイント特典は預金利息ではないため、受取条件、利用期限、用途を確認してください。

比較するときは、利息とポイントを合計し、預入金額と期間に対する実質的な利益を計算します。

投資信託とのセット商品

メガバンクでは、投資信託と定期預金を同時に契約すると、定期預金部分へ特別金利を適用する商品があります。

定期預金部分は元本保証でも、投資信託部分には購入手数料、信託報酬、価格変動による元本割れの可能性があります。

定期預金の高い表示金利だけでなく、セット商品の総費用・総リスクで判断してください。

メガバンクとネット銀行の金利比較

ネット銀行は、店舗を限定し、オンライン中心で営業するため、メガバンクより高い普通預金・定期預金金利を設定する場合があります。

ただし、証券口座、給与受取、カード、会員ランクなどの条件を満たさなければ優遇金利が適用されない場合があります。

メガバンクでも期間限定・対象者限定の特別金利がネット銀行を上回ることがあります。

地方銀行との金利比較

地方銀行は、ボーナス時期、退職金、相続金、年金受取などを対象に、定期預金キャンペーンを実施する場合があります。

営業地域、店舗申込み、新規資金などの条件があるため、全国から利用できるとは限りません。

金利以外に比較する項目

比較項目確認内容
ATM利用場所・無料回数・時間帯
振込他行宛無料回数・超過後手数料
店舗自宅・勤務先で利用しやすいか
アプリ操作性・通知・認証方式
満期取扱い自動継続・自動解約・継続金利
中途解約期限前解約利率
キャンペーン新規資金・対象者・エントリー
預金保護同じ銀行の対象預金合計額

預金保険制度

メガバンクの円普通預金・円定期預金などは、預金保険制度の対象です。

同じ銀行の対象預金を合算し、預金者1人当たり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。

1,000万円を超える資金を預ける場合は、複数の金融機関へ分散する方法があります。

金利を重視する人の選び方

  • 同じ基準日の金利を比較する
  • 同じ預入期間・金額で比較する
  • 標準金利と優遇金利を分ける
  • 税引後利息を計算する
  • 中途解約の可能性を考える
  • 満期後の継続金利を確認する
  • ATM・振込手数料も含める

よくある質問

メガバンクの普通預金金利はいくらですか?

2026年7月時点では、三菱UFJ銀行と三井住友銀行の標準金利は年0.300%です。金利は変動するため最新情報をご確認ください。

1年定期の金利はいくらですか?

2026年7月時点では、三菱UFJ銀行と三井住友銀行の標準金利は年0.400%です。

300万円以上預けると高金利になりますか?

必ずではありません。2026年7月時点では、三菱UFJ銀行・三井住友銀行とも主要期間で300万円未満と300万円以上が同じ標準金利です。

メガバンクはネット銀行より必ず低金利ですか?

必ずではありません。標準金利、優遇条件、キャンペーン、期間、金額を同じ基準で比較してください。

定期預金を途中で解約できますか?

できますが、当初の金利ではなく期限前解約利率が適用され、利息が大幅に減る場合があります。

公表金利は税引後ですか?

通常は税引前です。個人の利息には原則20.315%の税金がかかります。

メガバンクの預金は全額保護されますか?

一般の対象預金は、同じ銀行で元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。

各ページのご案内

メガバンク

メガバンクと他の銀行との違い

メガバンクのメリットとデメリット

三菱UFJ銀行の定期預金

三井住友銀行の定期預金

みずほ銀行の定期預金

まとめ

メガバンクの預金金利は、金融政策、市場金利、資金需要、預入期間、キャンペーンなどによって変化します。

2026年7月時点では、三菱UFJ銀行と三井住友銀行の標準金利は、普通預金年0.300%、1年定期年0.400%、5年定期年0.700%、10年定期年0.900%です。

銀行名や表示金利だけでなく、税引後利息、中途解約、満期後の金利、ATM・振込手数料、キャンペーン条件、預金保護を含めて比較しましょう。

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