中国の銀行

中国の銀行は日本国内にもあります。中国の4大国有商業銀行と呼ばれる中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行は、東京や大阪、名古屋などに支店があり、これらの銀行の支店ではもちろん口座開設ができます。中国最大の銀行といわれる中国工商銀行・東京支店では、運転免許証やパスポートなど顔写真付きの証明書があれば誰でも口座開設ができます。

そして、日本に支店を持つ中国の銀行では、中国の通貨である人民元の預金はもちろん、日本円の預金も可能です。人民元口座、日本円口座ともに普通預金や定期預金の口座開設ができ、それぞれの預金毎に専用の通帳が発行されます。しかし、日本の銀行では預金保険制度が当たり前にありますが、中国籍の銀行は預金保険制度の対象外になります。

また、中国の銀行を利用する方は、主に中国への送金が必要だったり、仕事などで中国へよく行く機会がある場合がほとんどでしょう。現地の中国の銀行や日本の支店共に、原則として送金は口座からの出金となるため、中国で金融機関を利用したい場合は口座を持つことが不可欠になります。

さらに、中国では銀聯カードというデビットカードがクレジットカードよりも利用されています。中国では貧富の差が激しいためクレジットカード会社の与信が通りにくい状況です。そのため中国国民は銀聯カードをクレジットカードや財布代わりに利用しています。この銀聯カードは、ほとんどの中国の銀行と提携していて、世界一発行数が多い銀行カードとされています。その発行数は45億枚ともいわれ、世界一の人口を誇る中国ならではのスケールです。そして、銀聯カードは中国国内のショップでは300万店以上、さらに世界各国のショップでは1000万店以上で利用できます。

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